2022年11月終わりからおよそ2か月滞在したインドネシア。
そのインドネシアを出国し、日本帰国前に立ち寄ることにしたのがフィリピン。
コロナ直前の2020年1月、フィリピンを訪れて今後来ることはないかもしれないと思っていたので自分でも意外でした。
フィリピンに来た理由は一つで、Youtubeでロングライトのポイントブレイクの動画を見たため。
今回の記事は、フィリピンのサバンに位置するキドスポイントのサーフィン情報からアクセスや宿などといった旅情報全般をお届けします。
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キドスポイントへのアクセス
サバンがあるのは、フィリピン首都マニラのルソン島北西部でイロコススル州カブガオ。
サバンへのアクセス方法は2種類あり、一つ目は僕が選んだマニラからの長距離バス。
いくつものバス会社がマニラからルソン島北西部への路線を運行していて、僕が利用したのはパルタス(Partas)社のバス。
2020年1月にサンフアンを訪れた時に利用したバス会社です。
僕は行きについてはネット予約で夜行バスを取りましたが、基本的に日中であれば2時間おきに運行しているので予約なしで直接パルタス社のバスターミナルに行って乗ることもできます。
バス移動は行きが夜行バスで8時間ほど、帰りは日中で11時間ほどでした。
この長距離バスを下車するのはカブガオ中心地で、セブンイレブンが停留所代わりになっていました。
セブン前で下車するとトライシクルのドライバーが溜まっているので、そこからサバンまではトライシクルで移動。
10分ほどの移動なので100ペソほどで十分だと思いますが、僕は300ペソと吹っ掛けられ、最終的に200ペソになりました。
ちなみに、バス代は行きが約3,250円、帰りが約2,330円でした。
長距離バス以外のアクセスは、北のラワグまでマニラから飛行機で飛び、そこからタクシーでサバンまでの移動。
ラワグからサバンまでは確か3時間ほどの移動だったと思うので、お金に余裕があればかなりの時短になります。
飛行機代だけでも1万円以上するので、値段は長距離バスと比べて雲泥の差となりますが。
キドスポイントの宿
キドスポイントをYoutubeで知ってから色々と調べましたが、ネットで発見できた宿は僕が滞在した「Playa de Bombora Inn」のみ。
同宿のオーナーにメールでアクセス方法などを問い合わせ、滞在することに決めました。
まだコロナの煽りを受けてか滞在客が少ないということで、ディスカウントをしてもらい2,800ペソ(約7,000円)/1泊でした。
ちなみに、日中の仕事を考えてエアコン付きの部屋にしましたが、サバンは日中であっても日陰に入れば快適なので、ファン(扇風機)部屋でも良かったかなとの印象。
サバンには他にもいくつか宿はあるそうですが、すべて潜りなのでネットには情報が公開されてないそうです。
キドスポイントのインターネット事情
宿ではWiFiが飛んでいるのでインターネットに関しては一切問題なし。
ただ、僕は空港でSIMカードを購入していて、フィリピンの観光客向けSIMはデータ無制限だったので、WiFiはあってもなくても問題なかったです。
キドスポイントの食事
サーフトリップで訪れた先でのローカルフードなどは楽しみの一つですが、サバンでは全て宿で済ませました。
と言うのも、宿の門がやけにゴツかったのでオーナーに理由を聞くと「治安が良くない」との事でした。
オーナーはローカルではなく、波が良くて移住してきたフィリピン人で、未だに魚を買いに行ってボッタくられる事があるとのこと・・・。
とにもかくにも、宿にあるミニマートでビールが買えたりとすべて宿で完結できたし、食事も美味しかったです。
キドスポイントのサーフィン
キドスポイントは北寄りのスウェルが回り込んで入ってくるライトのポイントブレイク。
サーフシーズンは、季節風がオフショアとなる11~3月。
MSWによると、最もライド可能な波がブレイクする月は12月ですが、12月でもサーフ可能な日数の確率は61%。
波質はバキバキなハードブレイクと言うわけではないものの、たまに巻いたりするセクションもありました。
最大のポイントはロングウェイブと言う事で、僕の滞在時は真価を発揮することがなかったものの、十分にファンウェイブでした。
キドスポイント周辺にはビーチブレイクなどいくつかサーフスポットもあるそうなので、レンタカーを借りてのトリップも楽しそうに思えます。
海で知り合ったフィリピン人のビジターサーファーに最初に聞かれたことが「どこでレンタカー借りた?」でしたし。
実際の波については記事ラストの動画からチェックして見て下さい。
まとめ
昨年はインドネシアの様々なエリアを訪れたものの、すこしマンネリ化していました。
初めてのエリアを訪れようと、ある程度予測がついてしまうので新鮮味に欠けてしまうためです。
それでも波は良いから、インドネシアには行くのですが。
そんな中、フィリピンを訪れてみるとサーフトリップの楽しさを再認識することができ、素晴らしいトリップになりました。
興味のある方は是非とも足を伸ばして見て下さい。