サーフィン中にパドリングしている時の悩みの一つとして挙げられるあばら骨(肋骨)の痛み。
サーフィンの頻度や海に入っている時間にも左右されると思いますが、僕もここ最近の悩みであり、痛み軽減グッズであるリブガードを購入して使用してみました。
今回の記事は、リブガードでどれほどあばら骨の痛みが軽減できるのか試してみたので情報をシェアします。
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あばら骨が痛くなるプロセス
僕の場合、過去に週一回以上サーフィンしている時には一切感じる事のなかった肋骨の痛み。
体が慣れていたのだと思います。
ここ最近は国内でサーフィンすることはほぼなく、海外トリップに行った時にまとめてサーフィンするようになると、トリップでの2ndセッションからパドル体勢になるだけでサーフィンが嫌になるほどの痛みに襲われます(ファーストセッションでは全く痛みはありません)。
この痛みに慣れて収まるのは、僕の場合は大体1日2セッションしてトリップ3日目辺りからなので、猛烈な痛みに耐えながらの3~4セッション後となるわけです。
ちなみに、上半身裸やTシャツ着用時の薄手でのサーフィン中のみに痛くなるわけではなく、タッパーやロングスリーブスプリング着用時も同じです。
そこで購入に至ったリブガード。
僕が購入したのは、最新モデルとなる「リブガード2.0」です。
リブガードとは
リブガードとは腰痛持ちのサーファーが、腰を冷やさないように腰に巻くウエストベルトに似たグッズで、実際の商品は以下の通り。
上記写真ではエリアによって厚みが異なるのが分かると思いますが、あばら骨に接する面が厚さ5mm、それ以外の面が1mmとなっています。
公式サイトによる説明は以下の通り。
リブカードとは、サーフィンのパドリング時における、肋骨下部の出っ張った部分とサーフボードとの圧迫と摩擦によって生じる痛みを軽減するために開発された商品です。
また、僕の場合のように久しぶりのサーフィンで感じる痛み以外に、「長期間サーフしている事で体を守るために出来た脂肪腫が固まると激しい痛みを伴い、手術以外で塊を除去できない」との記載もあるので、日々サーフすることで痛みを感じないサーファーの予防策としても有用です。
アルガンベイで実際に使ってみた
今回のサーフィンは、1月のベトナムトリップ以来となるのでおよそ3カ月振りなので、確実にあばら骨が痛くなるので使用しました。
公式サイトによる使用イメージは以下の通り。
さすがにこのまま海に入るのは微妙なので(ボードショーツのみでサーフ可能な場合)、リブガードを装着してからTシャツを着用。
で、ファーストセッションから使用し、普段は猛烈な痛みを感じる2ndセッションですが、痛みはあるものの言ってみればクッションを挟んだ状態となるので、いつもとは比にならないほど軽減されました。
個人差があるので断言はできませんが、レビューでは痛みがなくなったとのコメントなどもありましたが、僕の場合は完全に痛みがなくなる事はありませんでした。
ただし、リブガード無しの状況と比べると、圧倒的に軽減されていたのは間違いありません。
ちなみに、痛みが落ち着くのはリブガード無しでの状況と同じくトリップ3日目くらいです。
リブガード使用上のポイント
リブガードは現在、「Amazon」でのみ販売していて、レビューを見ると以下のコメントがありました。
マジックテープが強くないので、大きい波にもまれた時に無くなりました‼︎
マジックテープが強かったら良いなと思いました。
大きい波と言うのがどの程度のサイズなのかは分かりませんが、僕がアルガンベイで使用した時は最大サイズ頭程度のコンディション(波質はソフト)で、少し強めに巻いていたせいか問題ありませんでした。
使用上のポイントとして、巻くエリアによって感覚は異なり、個人的にはより上部に巻いた方がフィットしたので、ポジションをずらしたりしながらベストポジションを探る必要があると思います。
リブガードのメリットとデメリット
個人的に感じたメリットとデメリットは以下の通り。
リブガードのメリット
*あばら骨の痛みが軽減(完全に痛みはなくならないものの、圧倒的に楽になります)
リブガードのデメリット
*リブガード使用で痛みがなくなった頃、リブガード無しでパドルすると少し違和感あり(最初からリブガード無しで痛みを乗り越えて慣れると違和感なし)
まとめ
個人的には僕と同じあばら骨の痛みに苦しむサーファーにはお勧めなリブガード。
激しい痛みが発生するとサーフィンする気が失せるにも関わらず、サーフィンしなければ体が痛みに慣れませんし…。
同じ悩みを持っているサーファーは、トライして見てはいかがでしょうか。
トライする際は、波待ち中にでもポジションをずらしたりして、ベストポジションを探って見て下さい。
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