インドネシアサーフトリップ12日目:バリ島チャングー(2017/7/11)

混雑を避けて無風のコンディションを楽しむため、午前5時半くらいに起床。まだ外は暗闇のままで波チェックはできない時間。

サーフトリップ中ながらもパソコン作業を少々し、気付けば6時過ぎに。

窓の外を眺めると、ペレレナンビーチのライトハンダーのラインナップにはサーファーが数名。

まずいと思い、急いで準備をして6時半にはサーフスタート。波はセットでオーバーヘッドほどあり、コンディションは一般サーファーにとって上々。

でも、しばらくすると混雑。

ピークのポジションが決まっているので、さほど混んでいなくても波取りは熾烈

チャングーに宿が乱立している状況を考えれば、しょうがないのかな。

今朝はTシャツとボードショーツで入ってみたものの、1時間ちょっとすると体が冷えてくる。

乾季のインドネシアはスプリングが必要と実感。

でも、9割ほどのサーファーはボードショーツのみで、女性サーファーでもビキニのみといった環境。

そう言えば、スンバワ島のペリスコープで、キッズサーファーがロンスリ(ロングスリーブスプリング)を着ていて、30~40代ほどの女性サーファーにウエットスーツを着ている事をからかわれていました。

その時にキッズサーファーが発した言葉は「朝一から入ってたからね」とのこと。確かに、乾季のインドネシアはかなり涼しく、今朝なんかは気温が23度。

日中であっても、日によってはエアコンなど要りませんし、特に夜間はエアコンの必要なし。

これまでに日本が冬の雨季にしか来たことがなかったので、ボードショーツのみだと海で寒くなったり、日中にエアコンが必要ない日があるなんて信じられませんでした。

体感水温に話を戻すと、欧米系は体感気温が日本人と違うから寒さに強いと言いますが、個人的には日本人よりも付いている肉が圧倒的に多いのが理由だと思います。

実際、細身のキッズサーファーはロンスリを必要としたほどであったし、僕なんかも体重は身長から110引いた標準体型で、太陽がさんさんと降り注ぐ時間帯以外はボードショーツのみだと1時間ほどで体が冷えてしまいます。

モーニングセッション後は、宿で無料の朝食を。

夕食はあまり食べずに朝ガッツリ派としては、かなり物足りない内容でした…。

ホテルの無料朝食

朝食後、ペレレナンのライトは混雑し、宿の部屋から波チェックをしながらゆっくり。

ラインナップは、海から上がるサーファーもいれば、入るサーファーもいて一向に混雑が解消する気配なし。

しょうがないと思い、ペレレナンビーチから川を挟んで南に位置するエコー(Echo)ビーチへ。

エコービーチは今やリゾートが立ち並び、欧米系に大人気エリア。

ビーチには日本で言う海の家が立ち並び、ビーチパラソルの下では欧米からの観光客だらけ。

写真奥がエコービーチ

エコービーチ側からの一枚。パラソルだらけ

一昔前のチャングーは日本人サーファーで溢れかえっていたのですが、今回は現在のところ、チャングーで一切日本人に遭遇していません。

繁華街のクタでも日本人観光客の減少は明らかで、タクシードライバーと話をしたところ、アジア人観光客の大多数は中国人ということ。

そんな状況に軽い衝撃を受けながら、夕方にペレレナンのライトで軽くサーフ。

潮が結構引いていたのが気になったのですが、やっぱり浅い。

今朝入った時はミッドタイドくらいでしたが、波に巻かれた時にボトム(海底)のリーフに何度かヒットしましたし…。

身の危険を感じ、ロータイドでもサーフ可能なライトハンダーの南に位置するエコービーチのサンドバーに移動したりと、かなり軽いセッションで本日は終了。

ペレレナンビーチでは、夕方くらいになるといくつか出店が登場し、焼きトウモロコシやサテ(焼き鳥)を買えます。

サテを食べたかったのですが、最近のオーストラリアのニュースで犬の肉を使っているとの情報が世界的に広がっていたのでパス。

焼きトウモロコシはそのまま、もしくはスパイシーな味付けをしてもらえるとのことで、スパイシーテイストに。

お値段は15,000ルピア。

美味しかったです。

明日は6時には入ろうと心に決め、今夜もビンタンを飲みながら一日を終えることに。

宿のレストランでビンタン。海が一望できるロケーション

今回の旅で、どれほどのビンタンを飲んでいるんだか。

毎日ビンタンのラージサイズ(約620ミリリッター)を1日に3本ほど飲むので、酒代がかさみます…。