世界最長レフト!南米ペルーのチカマへのサーフトリップガイド

サーファーであれば、おそらくチカマというサーフスポットの存在を知っている方が多い事でしょう。

世界のレフトハンダーの中で、最長となるほどのロングウェイブと言われているためです。

日本からだと地球の裏側となる南米ペルーに位置しているのでアクセスに難があるのですが、昨年2024年11月に訪れてみました。

今回の記事は、南米ペルーのチカマのサーフィン情報からアクセスや宿などといったサーフトリップガイド情報をお届けします。


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チカマへのアクセス

チカマがあるのは「プエルト・マラブリゴ」。

ペルーの首都リマからのアクセスだと、まずはペルー第三の都市であるトルヒーヨへ移動。

トルヒーヨまでは空路と陸路の移動手段があり、料金と時間は以下の通り。

*飛行機:1時間(早めの予約で航空券は5,000円台でサーフボードチャージなどのオプションは別途)

*バス:10時間(サーフボーチャージ込みで4,000円)

飛行機の場合、僕が別路線で利用したLATAMだとボードチャージが8000円弱、23キロ以内のスーツケースで3500円くらいでした。

トルヒーヨからチカマまでは、ミニバン(9ドル《400円》)もしくはマイクロバス(8ソル《350円》)が運行していて2時間ほど。

僕はマイクロバスに乗車し、サーフボードチャージが7ソル(300円)掛かりました。

僕は利用しませんでしたが、タクシー利用もアリだと思います。

トルヒーヨからチカマ移動の距離の倍くらいとなるパカスマヨまでの料金を調べたら6000円強だったので、チカマまでの料金はかなりお手頃だと思いますので。

ちなみに、下記地図上にある「チカマ」と言う場所は、サーフスポットのチカマとは関係ない場所です。

最後になりますが、トルヒーヨでのバス停は以下の場所でした。

チカマの宿

チカマではビーチフロントにいくつもの宿が軒を連ねていて、安宿から高級ホテルまで揃っています。

そして宿泊アプリを使って簡単に予約可能。

僕が滞在したのは2,000円台の安宿でしたが、清潔で必要十分なレベルでした。

ツインベッドルームだったので、2人で滞在すれば1人1,000円台ですし。

ただ、一般的なサーファー宿ではなく、宿の外にシャワーが付いていなかったので唯一の難点でした。

まぁ、チカマはビッグスウェルが入らないと使えないサーフスポットなので、基本的にストライクミッションスタイルと短期滞在なのでそこまで宿は気になりませんが。

ちなみに、南米での宿泊アプリ利用ではBooking.comでの料金が最安のケースが多かったです。

チカマのインターネット

安宿ながら25メガ出ていたので十分でした。

チカマ滞在時のモバイル回線は楽天モバイルの海外ローミングを使っていたのですが、こちらも一切の問題なく使えました。

僕はペルーに1カ月以上滞在したので、途中で現地SIMカードを購入しましたが、1週間くらいのペルートリップで楽天モバイル利用者は特にSIMの準備をする必要もないと思います。

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チカマでのサーフィン

最大のポイントはサーフィンで、世界最長レフトと言う点が気になりますよね。

チカマはポイントブレイクであり、ポイント(岬)にスウェルがヒットしてから回り込むようにしてブレイクしていく事になります。

この回り込む角度がチカマは深いようで、周辺のサーフスポットよりもサイズが小さい傾向にあります。

そのため、ある程度まとまったスウェルが入らないと使えず、個人的な体感としてサーフラインで6フィート以上の予報となったら狙うと言ったイメージ。

僕が訪れた5~7フィートの時は最大セットでオーバーヘッドくらい、4~6フィートで頭あるかないかくらいと言った感じでした。

波質は頭前後だとメインピークからミドルまではかなりタルめ、インサイドセクションはバレルになることもあるほどショルダーが張ってきます。

ただ、僕が入った時はサイズこそそれほどだったのですが、カレントがキツくてポジションキープは厳しかったです。

そのため、乗れそうな波が来たらえり好みせずとにかく乗ることが、チカマでの正しいサーフィンだと思います。

そうしないとカレントに流されて終了となるので。

チカマで最もエキサイティングな体験となったのはボートタクシー。

僕も初日に波チェックしている時にボートドライバーに声を掛けられ、3時間セッション3000円ほどで利用しました(同じボートの利用サーファーは5名ほど)。

ちなみに、前日に宿のオーナーからもボートの声が掛かり、1万円ほどだったのでボラれてると思い断りました。

なのですが、よく考えるともしかしたら僕一人での貸切の値段だったのかもしれないと思い直しました。

だとしたらポジションキープに使えるので、少し高い値段を提供されたら利用者の人数を確認した方が良いと思います。

スペイン語が喋れなくても、グーグル翻訳を使えばコミュニケーションは何とかなるので。

最後になりますが、ボートタクシー利用のサーフィンは不思議な感覚でしたが、サーファーならば体験してもらいたいです。

まとめ

今回のラテンアメリカサーフトリップで、最も印象に残っている南米ペルーのチカマ。

ペルーを訪れるチャンスのある方には、是非ともおススメしたいサーフエリアです。