ラパス(ボリビア)の都市交通ロープウェイ!アトラクション感覚の公共交通機関

ラパスで有名な公共交通機関と言えばロープウェイ(ケーブルカー)。

ラパスから隣町のエルアルトまで400メートルほどの標高差もあることから、ロープウェイが電車のように当たり前に利用されているのです。

ラパスは慢性的に渋滞続きという事で、ロープウェイの駅から自宅と通勤または通学エリアが近い方には最強の移動手段でしょう。

そして旅行者にとっては一つのアトラクションとも言えます。

今回の記事は、ラパス滞在時に実際にロープウェイに乗ってみたので、ロープウェイの路線図や料金などに関する情報をシェアします。


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ラパスの都市交通ロープウェイの概要

ラパスでロープウェイを運営しているのはボリビア国営企業「Mi Teleférico」で、「テレフェリコ」は日本語にすると「ロープウェイ」です。

最初の路線が開業したのは2014年のことで、今では全10路線に合計約30キロに及ぶ都市交通のロープウェイとしては世界最長の路線網とのこと。

インパクトが強くラパスの町を歩いていると、嫌でもロープウェイの存在に気付くでしょうし、乗りたいと思うはず。

そこで実際に利用して見た体験談をシェアします。

ロープウェイ利用の概要

まずは乗り場ですが、ロープウェイの路線図は以下となります。

via Mi Teleférico

路線は色で分けられていて、もちろんスペイン語なので「ROJA(赤)」や「NARANJA(オレンジ)」といった感じです。

乗車料金は3ボリビアーノ(70円)。

違う路線に乗り換えたりする時は新たな切符が必要になります。

僕は折角乗るならすり鉢状のラパスという事で頂点となるエルアルトへと上昇していく路線を選ぶことに。

その結果、黄色ラインの「Liberador~Mirador」、シルバーラインの「Mirador~16deJulio」、赤ラインの「16deJulio~Central」の3区間に乗車。

エルアルトまで移動したらラパスに戻って来なければならず、同じルートで往復は面白くないので3路線利用となることに。

切符は各乗車駅で購入する必要がないので、僕は最初の黄色ラインに乗る時に一気に3枚購入しました。

ここからは実際の写真を交えて細かく説明していきます。

ラパスでのロープウェイ体験談

まずは駅に到着。

続いては駅の窓口に向かい乗車券の購入。

構内に入り、自分が利用する路線の改札に向かいます。

改札にはスタッフがいて、切符購入の場合は自動ではなくスタッフに切符を手渡してからの通過。

改札を通過後はいよいよロープウェイに乗ることになり、乗車は自分のペースで自由に乗れます。

他の人と一緒に乗車したくなければ、人がいなくなるタイミングを待った乗車が可能。

途中の駅で乗車してくる人はみな「ブエナスタルデス(こんにちは)」と挨拶して乗って来ていたので暗黙のルールのようです。

あとは目的地に着いたら降車するのですが、ロープウェイは完全に停車しないので注意。

降車後の改札は、特に切符を入れたりすることなくバーを体で倒して通って終了。

まとめ

旅行者目線としてはアトラクション感覚で面白かったです。

ラパスを訪れる際は、是非乗車してみてはいかがでしょうか。