「Millen」、「SurfShark」、「Nord」の3つのVPNサービスを使った体験談

海外旅行や外出先などで頻繁にWiFiを利用する人にとって、必須と言えるのがVPN(Virtual Private Network)。

僕はこれまでに、「Millen」、「SurfShark」、「Nord」と3つのメジャーどころな会社のVPNを実際に利用しました。

そして使いにくいと感じる点もありました。

今回の記事は、VPNサービス選びの参考として僕が実際に利用してみた上での情報をシェアします。


スポンサーリンク

コンテンツ

VPNとは

まずVPNとは何なのか分からない方もいると思うので、下記リンク先の過去記事から内容をおさらいして見て下さい。

フリーWi-Fi利用なら必須!セキュリティ対策となるVPNのお勧めと利用方法

2019年7月9日

ネット接続は自宅WiFiと契約しているスマホの通信キャリアからのみと言う方であれば、VPNを利用する必要はありません。

ですが、旅行での宿泊先など外出先でWiFiを使うのであればVPNを契約しておいた方が良いですし、大半の方があった方が良いサービスだと思います。

ここからは実際に僕が利用してきたVPNの体験談をシェアします。

Millen VPNについて

Image: MillenVPN

VPNは海外の会社の方がアクセスポイントが圧倒的に多かったりと進んでいて、国産は以前から遅れているイメージ。

でしたが、僕はこれまでに海外のものしか使っていなかったので、初めて国産のMillenを使ってみました。

で、端的に結果を言うと全くお勧めはできません。

僕はノートパソコン、スマホ、タブレットでVPNを利用していて、特に問題だったのがノートパソコン。

ノートパソコンでのブラウザはクロームを使っていて、クロームの拡張子にはMillenがありませんでした。

SurfSharkやNordではあったので当たり前と思っていたので驚きました。

つまり、Millen以外ではネット接続でクロームを使うのでサクっとオンオフの切り替えができる一方、Millenではソフトをダウンロードして毎回起動させてからの利用と結構面倒くさい。

しかも、接続したはずなのに接続が勝手に切れる事が頻繁に発生しました。

僕は仕事の情報収集でYoutubeを頻繁に利用するから気付いたのですが、パソコンでYoutubeを使うとYoutubeロゴの右上にIPアドレスから判断されたアクセス国が表示されます。

日本なら「JP」、僕が先日滞在していたインドネシアなら「ID」と言った感じです。

VPNを使って日本からのアクセスに設定していると「JP」表示になるものの、しばらくすると「ID」表示に何度も切り替わるのです。

つまり、セキュリティのためにVPNを使っているものの、何の通知もなく勝手に接続が解除になっていたのでVPNを使っている意味が全くありませんでした。

もしかしたら、たまたまだった可能性もあり得ますが、クローム拡張子無しに加えて接続解除と2つも問題があったと言うことで、僕にとって利用する意味はないなと感じました。

SurfSharkについて

Image: SurfShark

こちらのVPNは海外の会社によるもので、ここ最近はYoutuberに案件を振っているイメージが強いです。

このVPNはクローム拡張子はあったし、Millenのように勝手に接続が切れることもありませんでした。

唯一の問題点として、ネット規制が厳しい中国でも使えると聞いていたのですが、僕が昨年後半にヨーロッパ旅行した時に中国の航空会社を利用しました。

行きの経由地は上海、帰りの経由地は北京で、いずれの空港でも空港のWiFiを使いVPN接続をしたのですが、中国のネット規制を回避することができませんでした。

スマートニュースさえも起動できませんでした。

ただ不思議な事に、僕が利用している楽天モバイルの海外ローミングだとネット規制を回避することができ、グーグル系へのアクセスもできました。

楽天の海外ローミングは、基本的に現地キャリアのローミングであり、中国の通信キャリアであればなぜ規制を回避できたのか全くの謎だったのですが、上海でも北京でも同じ結果でした。

Nordについて

Image: NordVPN

Nordも海外の会社で、クローム拡張子も接続も問題ありませんでした。

Nordを使用していた時期に中国を訪れた事がないので、ネット規制を回避できるのかどうかは分かりません。

まとめ

これまでの経験から言えば、やはりNordがお勧めかなと思います。

中国に行く予定がなければSurfSharkでも全然問題ないと思いますが。

VPN選びをしている方の参考になれば幸いです。