今回はいつものテルコムセル(Tekomsel)ではなく、アシアタ(Axiata)のSIMカードを利用したのでトップアップ(データ量追加)方法や通信速度などに触れてみようと思いました。
基本的にトップアップ方法はどのキャリアであろうと、似たり寄ったりな仕様になっているので面白味はないのですが、面白い事があったので取り上げる事にしました。
ただ、それだけでは内容がかなり薄いので、ついでに通信速度に関しても扱うことに。
今回の記事は、インドネシアの通信キャリア「アシアタ」のトップアップ方法や各地での通信速度に関する情報をシェアします。
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アシアタのトップアップ方法
トップアップ方法についてはおそらく世界中の通信キャリアがほぼ同じような手順だと思うのですが、アシアタでは以下の流れでした。
1.公式アプリのダウンロード
2.アプリ内で購入プランを選ぶ
3.同プランの金額以上の指定額をクレジットカードなどでチャージ
4.前払いした金額でプランを購入で終了
テルコムセルもアシアタも全く同様の流れでした。
なのですが、アシアタではクレカ払いにして僕が所有している全てのクレカで試してもダメ。
僕が海外でのネット決済で最大の信頼を寄せているエポスカードでもダメだったのは初めての経験でした。
こういった場合、テルコムセルだとインドネシア大手でどこにでもあるコンビ二「インドマレット」での支払いが可能でした。
なのですが、アシアタはコンビニ払いの選択肢がなかったので、グーグルマップで「Axiata」と検索して、最寄りの公式ショップへと向かう事になりました。
アシアタ公式ショップでのトップアップ
公式ショップではグーグル翻訳で「SIMカードのトップアップに来ました」とインドネシア語に訳した画面を見せることに。
すると「どのプランにしますか?」と聞かれすでに決めていたプランを指さし、そのプランの額を支払えるだけの金額を現金で払ってチャージしてもらい終了。
その場では公式アプリに金額をチャージしてもらっただけなので、後は自分でプランを購入。
すると僕は100ギガを購入して2,600円ほどで、購入後は色々とSMSが届き内容は「BONUS」と記されていて、気付けば100ギガ購入なのに180ギガ弱ほどになっていました…。
アシアタは空港でSIMカードを入手した時も、8ギガ購入だったのにボーナスで3倍近い22ギガに膨れ上がっていました。
利用者としては嬉しいプラスアルファなのですが、なぜこれほどまでにサービスしてくれるのか。
その答えは回線にあるのだと思います。
アシアタの通信速度
屋外でアシアタのスピードテストをすると、5Gの時代ということもあり100メガほど出たりと十分過ぎるほどのスピードでした。
にもかかわらず、ホテルで使用しているとストレスが溜まるほど遅くなったり、ローカルレストランに入ると入り口から近い場所にもかかわらず圏外になったりと極端に不安定。
そして気付いたのが、おそらくアシアタはプラチナバンドを持ってないのだと思います。
プラチナバンドとは、建物の壁など障害物にも強い帯域の電波で、都市部での利用ではプラチナバンドを持ってない通信キャリアの利用は致命的です。
以前の楽天モバイルも同様の問題を抱えていて、そのハンデもあり料金が安かった側面もあると思います。
他のキャリアと比べると、電波(商品)のクオリティで確実に劣っていたわけですから。
だからこそ、アシアタはとんでもないボーナス三昧で顧客を付けようとしていたのだと感じました。
自分が頻繁に通うエリアで電波の問題がなければ、ボーナスたっぷりなアシアタは逆に全然ありだとは思いますけど。
まとめ
僕が今回アシアタを選んだのはあくまでも、目的地でアシアタの電波しか飛んでいないエリアがあったため。
一般的な旅行者であれば、テルコムセルを選ぶのが無難だと思います。
なにはともあれ、インドネシア旅行を考えている方の参考になれば幸いです。