空港での配車アプリの利用がここ5年ほどで劇的に変化したインドネシア。
当初はグラブやゴジェックと言った配車アプリを空港の到着ゲートに呼ぶなんてもってのほかでしたが、今では普通に配車アプリを空港で利用できるようになりました。
ただし、利用料は以前と比べれば格段に上昇していますが。
今回の記事は、インドネシア首都ジャカルタのスカルノハッタ空港第3ターミナルでの配車アプリ利用の現状に関する情報をシェアします。
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ジャカルタのスカルノハッタ空港の配車アプリ事情
インドネシアの配車アプリと言えば、インターナショナルの「Grab(グラブ)」とローカルの「GoJek(ゴジェック)」がメジャーどころ。
最近では新興なのか他のアプリなんかもあったりして、インドネシア在住ではない僕には良く分かりませんが。
僕はインドネシアでは外人と言う事でグラブを利用する事が多く(ゴジェックでは何度も乗車拒否の経験あり)、かつては空港でグラブを呼ぼうものならカモフラージュで一般車両用の駐車場まで誘導されたれりと利用にはかなり手間がかかりました。
でしたが、ここ数年は第3ターミナルのウエストロビーを抜けてすぐの駐車場にグラブのミーティングポイントが出来て、そこから利用可能になってました。
だったのですが、今回の利用ではついに正規のタクシーエリアに移動していました。
インドネシアでは配車アプリも正規タクシー乗り場へ昇格
グラブでマッチしたドライバーと待ち合わせ場所のやり取りをし、僕はこれまでの経験からウエストロビー近くの駐車場がミーティングポイントだと思っていたのでそう伝えました。
でしたが、ドライバーの指示はブルーバード社(メーター利用のボッタくり無しで知られるインドネシアの大手タクシー会社)の乗り場近く。
そこでブルーバード乗り場のある一般のタクシー乗り場方面に向かってみると、驚くことに配車アプリ乗り場が揃ってる。
ようやく時代的に配車アプリを受け入れざるを得ない局面を迎えたわけです。
各配車アプリのジャカルタ空港から市内への値段
僕は「Grab」、「GoJek」、「MyBluebird」の3つのアプリをスマホにインストールしているので、実際にスカルノハッタ空港第3ターミナルからジャカルタ市内(南ジャカルタ)へのタクシー料金を比較して見ました。
*ゴジェック
*ブルーバード
*グラブ
料金的に最安となったのはローカルのゴジェックで、ブルーバードはメーターなので値幅があるものの平均で言えばグラブと似たよったりな料金設定となっていました。
前回のジャカルタ空港ではグラブで3,000円ほどと驚かされたので、たまたま利用者が多い時間帯で高かったのかもしれません。
ちなみに、アプリの料金には有料道路代などは含まれていないので別途必要となり、空港からジャカルタ市内への有料料金は250円ほどです。
まとめ
バスやエアポートトレインを利用すれば1,000円弱で市内に迎えるものの、駅やバス停から滞在先が徒歩圏内で無ければ到着地からのタクシー利用となり金銭的にも時間的にもあまりお得にはなりません。
そのため、サーフボードがあるならばタクシー利用がベストだと思います。
ちなみに、サーフボードがあると一人旅であっても、最安だったゴジェックではミーティングポイントのスタッフにオーダーしないようにと乗車拒否されたことがあります。
一人なら助手席を倒してボードを乗せることは簡単なのですが、同スタッフによると「ドライバーによってはサーフボードを嫌がる人もいる」との事でした。
そのため、僕は少し割高になるもののサーフボードのある時は基本的にグラブを利用しています。
参考になれば幸いです。