コロナ禍になって以来、事前手続きが増えたように感じる海外旅行。
その理由としては、ウイルス感染防止として非接触推奨の動きが広がり、従来はペーパーで記入していた入国カードや税関申告者などをオンライン入力してQRコードを発行し、同コードを読み込ませる国が増えたためです。
なのですが、僕は今回インドネシア入国で何も事前手続きを行わずに入国しましたが問題ありませんでした。
今回の記事は、インドネシア入国の流れに関する情報をシェアします。
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インドネシア入国で必要なオンライン申告
現在のインドネシア入国で必要とされることは2点。
*ビザ
*電子税関申告書のQRコード
それだけなんだと思った方が大半だと思いますし、実際に大した手間にはなりません。
ちなみに、羽田空港のチェックインカウンターではビザの有無を聞かれましたが「到着ビザ(VOA)を取得予定です」と伝えて問題なかったです。
ここからは各詳細について触れていきます。
インドネシア入国のビザ
コロナ前までは30日以内滞在の観光目的ならばビザの取得は必要ありませんでした。
でしたが、コロナ後に国境を開いてからは観光でもインドネシア入国にはビザが必要となりました。
観光目的であれば必要になるビザは「VOA(到着ビザ)」もしくは「e-VOA(電子版到着ビザ)」。
VOAについて
VOAはインドネシアに到着後にVOAカウンターがあるので、そちらで購入するのみ。
僕は今回VOAをインドネシアで購入し、米ドルならば35ドル、日本円ならば6,000円でした(以前は5,000円でしたが円安で値上げ)。
クレジットカード払いも可能なようですが、eVOAの時もクレカ払いだとカード会社が取る手数料を利用者負担とするので、数パーセント高くなる点に注意が必要。
現在の為替を考えると、日本の国内空港で米ドルに両替しておいて米ドル払いが最安になるでしょう。
e-VOAについて
e-VOAは事前取得となるビザなので、インドネシア到着後はそのまま入国審査(イミグレーション)へ向かう事になります。
e-VOA取得の利点は2つあり、1つ目は滞在期間を最長30日から最長60日に延長する際、e-VOAを所持していればネット上で延長可能となります。
以前は最低でも3回はイミグレに通って延長していたので、メチャクチャ便利になりました。
ただし、僕の前回のようにシステムエラーでネット上で延長手続き出来ないケースもある点は留意しておいてください。
もう一つの利点は、ようやくインドネシアでも日本のように入国の際の顔認証の自動化ゲートがスタートしたそうです。
そしてe-VOAを所持していれば日本国籍でも顔認証のゲートを利用可能と言う事で、入国審査の長蛇の列に並ぶ必要がなくなるのは大きいですね。
僕は今回、1時間以上も入国審査に並んだことを考えると、今後は確実にe-VOAを取得していこうと思いました。
顔認証の自動化ゲートをスタートしたのは、バリ島のデンパサール空港とジャカルタのスカルノハッタ空港です。
ちなみに、1時間以上もイミグレで取られると、バゲッジクレームに行くと到着便の荷物がどのレーンで流れていたのか表示すらされていません。
該当レーンはすでに次の便の荷物を流しているので、表示データは更新されているためです。
そのため、端のレーンからまとめて置いてある荷物の中に自分の荷物がないか探すしかありません…。
サーファーならば、サーフボードは大型荷物専用のコーナーが端っこにあるので、「Oversized Baggage」と言う標識に従って向かって下さい。
最後に、参考までにe-VOAの手続き関連の過去記事も貼り付けておきます。
電子税関申告書について
電子税関申告書は出発の2日前から申告可能となります。
なのですが、わざわざ日本で入力することもないかなと言うのが僕の意見。
僕はすでに何度も経験したことがあり、入力が数分で済むことが分かっていると言う点もあるのですが、この項目下部に掲載するリンク先から入力内容を事前に確認しておけば現地入力でも問題ないはずです。
飛行機を降機してからイミグレへと移動する道中、電子税関申告書ページへ飛ぶQRコードのサインボードが山ほどあるので、現地入力する方も多いと思いますし。
ちなみに、過去に電子税関申告書を利用した経験がある方の場合、当時の入力履歴が残っていて個人情報は全て自動入力となりました。
楽ではあったものの、情報管理がずさんなようにも感じましたが…。
電子税関申告書は入力後に表示されるQRコードのスクショを取っておき、バゲッジクレームで受託手荷物を回収後に向かう税関でQRコードを読み込ませれば終了となります。
まとめ
事前準備はしなくても問題ないけど、フライトが集中するような時間帯の到着だと混み合う入国審査。
そんな無駄な時間を避けるためにも、e-VOAの事前取得はやる価値があると思います。
インドネシア旅行を考えている方は是非とも参考にして見て下さい。