コロナ禍直前の2020年1月にフィリピンを訪れた時、ビールの値段が安くて投稿したのが下記の記事。
あれからおよそ4年後となる今年2月にフィリピンを訪れ、セブンイレブンでビールを購入すると少し違和感が。
「あれ、ビール高くない!?」
今回の記事は、4年前とのビールの値段の比較や現在のフィリピンにおけるコンビニとスーパーマーケットでのビールの料金に関する情報をシェアします。
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現在のフィリピン通貨のレートについて
ビール自体の価格上昇に加え、現在は円安と言う要素も相まってさらに影響が大きく感じます。
そこで今回採用するレートは、僕が2024年2月12日にフィリピンに入国した際にマニラの空港で海外キャッシングし、2月15日に繰り上げ返済した時のレートにします。
10,000ペソをキャッシングして、繰り上げ返済で支払った額は28,978円なので、おおまかなレートとして1ペソ=2.9円として計算します。
4年間での物価高と円安
インドネシアのジャカルタを出発してから、約24時間後に到着したのがフィリピンのバレル。
そしてバレルのセブンイレブンで定番のビールを購入した時、フィリピンのビールは安いと思っていたのでやけに高く感じたわけです。
その時のビールの値段が以下の通り。
1本69ペソしていたので、4年前のコンビニでの缶ビールの値段を確認してみると55ペソでした。
4年前と比べ缶ビールは14ペソの値上がりと言う事で25%の上昇で、瓶ビールはさらに上昇幅が広かったりと驚きました。
そこで前回と同じく、コンビニとスーパーでの現状の値段に加え、4年前との価格差を紹介していきます。
ちなみに、4年前のレートは「1ペソ=2.2円」計算となっています。
また、下記の値段は左側が4年前、右側が今年2月となります。
コンビニ(セブンイレブン)の値段
缶の場合
・サンミゲル:55ペソ(約121円)→ 69ペソ(約200円)
・サンミゲルライト:55ペソ(約121円)→ 69ペソ(約200円)
・レッドホース:55ペソ(約121円)→ 69ペソ(約200円)
瓶の場合
・サンミゲル:39ペソ(約85円)→ 49ペソ(約142円)
・サンミゲルライト:42ペソ(約92円)→ 58ペソ(約168円)
・レッドホース:39ペソ(約85円)→ 52ペソ(約151円)
スーパーマーケットの値段
缶の場合
・サンミゲル:42.75ペソ(約94円)→ 56.75ペソ(約165円)
・サンミゲルライト42.75ペソ(約94円)→ 56.75ペソ(約165円)
・レッドホース:43ペソ(約94円)→ 59.25ペソ(約172円)
瓶の場合
・サンミゲル:32ペソ(約70円)→ 39.50ペソ(約115円)
・サンミゲルライト:34ペソ(約75円)→ 48.25ペソ(約140円)
・レッドホース:32ペソ(約70円)→ 42.50ペソ(約123円)
まとめ
以前は100円未満で買えたりしたものの、値上げと円安で日本人には大幅な価格上昇と感じるのは少し寂しくもあります。
コンビニのビール価格はほとんど日本と変わらないレベルにまで上昇していますし、これまでの上昇率を考えると日本と逆転するのも近い将来だと思えますし。
現実的に今回のマレーシア、インドネシア、フィリピンの旅を通して、旅行者視点から見て物価に関しては日本とあまり変わらないなと言うのが正直なところ。
となると、わざわざ海外旅行をする日本人の数がさらに減少していくのかなと感じてしまいました。