今や言わずもがなと言った感じで海外サーフトリップ好きなサーファーならば誰もが知っているレイキーエリア。
ワールドクラスのサーフスポットで知られるレイキーピークを有するエリアで、レイキーピーク以外にも周辺にいくつかサーフスポットがあります。
レイキーのサーフシーズンは最もビッグスウェルがコンスタントに発生する4~10月の乾季ですが、僕は今年1月の雨季に2週間ほど滞在してきました。
今回の記事は、インドネシアのスンバワ島レイキーエリアのサーフィン情報からアクセスや宿などといった旅情報全般をお届けします。
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レイキーエリアへのアクセス
レイキーエリアのあるスンバワ島は、世界的観光地のバリ島から東へ2つ目の島。
アクセス方法は2種類あり、まずはインドネシア国内からのアクセスならば直行便は3か所から就航。
バリ島、ロンボク島、スラウェシ島で、大多数のサーファーが利用するのはバリ島からの便でしょう。
現在、バリ島からスンバワ島ビマ空港までの直行便は1日1便のみの就航で、バリ島からロンボク島経由便は2便あります。
ただし、就航しているのはウイングスエアで、ウイングスエアはLCCなので経由便になると受託手荷物料金が2区間分かかることになります。
また、サーフボードチャージは1本につき200k(約1,700円)で、2本持って経由便を使えば4本分かかります。
にもかかわらず、スンバワ島からの帰りの便の出発時間は午前7時発と、サーファーにとっては非常に不便なスケジュールとなっています。
さらに言えば、現在はエアチケットが安い便でも1.5万円ほどとコロナ前では考えられないほど高額(ボードチャージや受託手荷物代は別)。
コロナ前はナムエアとガルーダインドネシア航空(ロンボク島経由便)も飛んでいたのですが、現在はウイングスエアの独占となっているので強気な価格設定となっているようです。
おそらくレイキーを訪れるサーファーならばバリ島も併せて滞在すると思いますが、レイキーのみが目的地の場合、インドネシア入国をバリ島ではなくロンボク島にするのもあり。
ロンボク島へはマレーシアまたはシンガポールから直行便が飛んでいます。
そしてフライトの時間に関するスケジュールもバリ島フライトよりも利用しやすい設定となっています。
ビマ空港に到着後は、タクシーに乗ってレイキーエリアへ移動。
空港からのタクシー料金は正規料金が決まっていて、コロナ前から200k上昇していてレイキーエリアまでは1,000k(約8,700円)
タクシーは1台に対しての値段なので、他のサーファーがいれば声をかけてシェアします。
ちなみに、空港ではポーターと称してタクシーにボードバッグを何も言わずに屋根積みし、後に金銭を請求されることになりますがほぼ回避不能・・・。
レイキーエリアから空港への料金は行きの正規料金とは異なり、コロナ前と同額の800k(約7,000円)でした。
レイキーエリアの宿
レイキーピーク正面のビーチフロントには山ほど宿があり、安宿から値段が張るものの小綺麗な宿まで揃っています。
レイキーが人気エリアとなったのは、おそらく安宿があることから長期滞在が安価で可能な点が大きいでしょう。
逆に言えば、お金を出すことで混雑を回避できるのもインドネシアです。
僕が滞在したのは、レイキーエリアで最古参と言われるバルンバ。
部屋はお世辞にもキレイとは言えませんが、1泊1,000円台と安いので長期旅にはありがたいです。
また、今回滞在した部屋は扉を開ければレイキーピークのラインナップが一望できる場所で、サーファーにとっては最高な環境でした。
レイキーエリアのインターネット事情
バルンバでは朝食会場となるビーチフロントのカフェからWiFiを飛ばしていて、今回はカフェから近い部屋だったためWiFiが使えました。
ですが、コロナ前の2019年に訪れた時は、同じくバルンバに滞在したものの、ビーチフロントの部屋ではなかったのでWiFiは届かず。
そんな時でも頼りになるのが現地SIMカードで、レイキーエリアでもテルコムセルのSIMカードで10メガ台のスピードが出ました。
レイキーエリアのレンタルバイク事情
バイクレンタルはコロナ前であれば、1週間以上のレンタルでインドネシアの大抵の場所は50k(約430円)ほどでした。
ですが、コロナ後は世界的な物価高騰もあり、60k(約520円)ほどの印象。
僕の場合、最初に提示された額が1週間以内で1日70kで、レイキーにどのくらい滞在するのか未定だったので短期間レンタルとなりました。
ですが、レイキー滞在を伸ばして1週間以上になるのなら、当初の契約日数以上に関しては50kにしてもらうと条件を付け、結局滞在を伸ばしたので平均で58k(約500円)/1日と予想通りの数字に収まりました。
レイキーエリアのサーフィン
レイキーエリアには、レイキーピークを筆頭にレイキーパイプ、ヌンガス、コブルストーン、ペリスコープがあります。
ワールドクラスのサーフスポットとして知られるのはレイキーピークですが、ペリスコープなんかもかなり波が良いです。
ただし、レイキーは乾季の季節風がストレートオフショアになるはずですが、実際にはサイド気味で面が乱されます。
乾季で風が入り始めるのは9~10時くらいなので、クリーンコンディションでサーフしたいのならば乾季や雨季問わず、朝一サーフは必須です。
各ブレイクへのアクセスなどは、記事ラストの動画からチェックして見て下さい。
まとめ
空港から陸路での移動がわずか2時間ほどと、かなりお手軽にアクセス可能なレイキーエリア。
だからこそ、今ではオフシーズンの雨季であっても混雑しているのですが、一見の価値あるサーフエリアです。
興味を持った方は、次回のインドネシアトリップでふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。