滅多に無い事だとは思いますが、日本国内に居ても起こりえる貴重品の紛失や盗難。
日本であれば警察に届け出するだけと分かっている方が大半でしょうが、海外で発生した場合はどのように対処することになるのか!?
今回の記事は、現在インドネシアのジャカルタに滞在していてクレジットカードを失くしてしまったので対処方法と言った情報をシェアします。
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クレジットカード紛失について
その日は夕食の会計でクレカを使い、レシートと一緒に返された時になぜか財布に戻さずにポケットに入れてしまいました。
そして翌日になり、お昼頃に買い物に行こうと思って財布の中身を確認すると(お札を少額から順番に並べる習慣があるので)、クレカが無い。
ポケットに入れたことを思い出し、ポケットを確認するものの無い。
おかしいなと思い、あちこち探したけどやっぱり見つからないので紛失と思い、カード会社に利用停止の連絡を入れると「警察へ届け出をして下さい」と言われ、ふと思ったのは「紛失だけなら届け出する必要ないよね(保険を使う必要がないので)」という点。
そこで、僕が最後にクレカを使用したおおよその時間を伝え、その後に不正利用はないか聞くと確認してもらえ、ガッツリと使われてました。
まずは20数万円、その後は何度も不正利用されそうだったけど、怪しい取引ということでセキュリティロックを掛けたとのこと。
不正使用されたなら保険でカバーしてもらう必要があり、そのためには紛失/盗難の証拠として警察への届け出が必要。
この流れは海外でも同様で、海外の警察で届け出した時に発行してもらう紛失/盗難の証明書を英語でポリスレポートと言います。
それからポリスレポートを発行してくれる警察署探しが始まりました。
僕は時間のある旅で尚且つ経験を積みたいので自力で解決しましたが、スケジュールに余裕がない場合は日本領事館に頼るのがベストだと思います。
警察署探しからポリスレポート発行まで
まず始めた行動は、グーグルマップを使って「ポリスステーション」などとタイプしての検索。
いくつか近場で候補地があったので足を伸ばしてみたのですが、誰もいなかったりと明らかにおかしい。
このままだと埒が明かないと思い、日本語で「ジャカルタ ポリスレポート」などで検索すると経験者のブログに引っ掛かり、訪れた警察署の場所も記していてくれて、実際に訪れた場所が以下となります。
訪れてみると、警察の様々な機関が一か所に集まった広大な施設でした。
ただし、僕が訪れたのは日曜日で閉鎖されている入り口などもあり、テクテク建物を回り込むように歩いていると車の進入路があったので入ることに。
すると警備員に止められ、インドネシア語は話せないのでスクショ済みの下記グーグル翻訳を見せると、僕が行くべき場所を教えてくれました。
警備員に止められていなかったら、どの建物に行けば良いのかさえ分からなかったので助かりました。
目的地に着くと日曜日ということで人気が無く、そんな中でも数少ないスタッフを見つけるとグーグル翻訳スクショを見せ、何とか聴取を受けることになりました。
調書はシンプルで、紛失したもの、クレカのカード会社、いつ、どこで、といった程度。
後はパスポートを渡して、上記の内容とパスポート情報を記したポリスレポートが10分程度で完成し、僕はインドネシアでは外人なので発行料が掛かると思っていましたが無料でした。
まとめ
僕の今後の流れとしては、帰国後に再度カード会社に申告して、それから保険で補償されるかどうか決まるそうです。
ということで、僕の帰国は1月終わりであり、不正利用された20数万円のカード利用料請求日の後なので、一旦払う事になるでしょう。
ただ、補償されないかもしれないという不安は一切なく、と言うのもカード会社が怪しい取引と思ってセキュリティロックを掛けたためです。
また、普段であれば日本円で1,000円以下の買い物であっても、カード名義人の僕が使うのにピンコード(暗証番号)入力が必要なのに、おそらくピンコード無しで決済されたこと自体がおかしいですし。
なにはともあれ、帰国後のやり取りに関してもシェアしたいと思っています。