コロナ禍における海外移動において、フライトに搭乗する上で必ず必要となるのが新型コロナウイルスの陰性証明書。
検査結果が陰性であることはもちろんのこと、日本の場合は政府による独自フォームへの結果記入が求められているので手間となります。
そこで僕がスリランカ出発前に行ったPCR検査受検前から、日本独自フォームへ結果記入してもらうまでの一連の流れに関する情報をシェアします。
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スリランカでのPCR検査の病院選びと事前準備
まずスリランカのどの病院でPCR検査を受ければ良いのか皆目見当が付かなかったのですが、在スリランカの日本大使館がサイトで紹介してくれています。
同大使館が紹介してくれている病院はコロンボに位置する4つで、どの病院も日本独自フォームでの検査結果の発行が可能とのこと。
通常であれば、検査結果はメールでのPDFファイル受信で完了となるので、現地医師からすれば読めない日本語併記の謎のフォームへの記載依頼は敬遠される恐れがあるので助かります。
そこで4つの病院に「検査料金」、「検査結果が出るまでの所要時間」、「事前予約の有無」の3点を事前に問い合わせしました。
スリランカはメール問い合わせを無視される傾向が強く、今回は4つの病院へ問い合わせして1つの病院からのみ返答がありました。
返信があったのはランカ病院で、返答内容は順に「6,500LKR(約3,000円強)」、「12時間」、「事前予約は必要なし」とのこと。
そこで帰国便は3月11日午後7時45分発だったので、3月10日正午辺りにはコロンボへと戻り、PCR検査を受ける予定にしました。
PCR検査当日の流れ
予定通り、3月10日の正午過ぎにコロンボに到着して宿へとチェックインし、荷物を部屋に入れてからランカ病院へとトゥクトゥクで移動。
病院に到着すると、PCR検査場は風通しの良い外に設置されていたのですぐに見つかりました。
まずは受付で問診票をもらって記入し、その後は問診票を提出して料金の支払い。
この時に日本独自フォームの件に触れると、何度も経験して慣れているのか話はスムーズに進み、結論としては検査結果が出てから、再び病院にやって来て記入してもらう流れとのこと。
そしてPCR検査実施の時となり、まずは口を開くように言われて綿棒を突っ込まれ、その次に鼻の奥へ突っ込まれて終了。
検査を受けたのは10日午後2時半で、結果メールが届いたのは同日午後8時40分と、予定の半分くらいとなる6時間ほどと迅速でした。
メールに添付されたPDFファイルを見ると、「Negative(陰性)」と言う一般的な表記はなく、「コロナウイルスは検知されず」との記載で陰性と分かりました。
日本独自フォームへの記載のために再び病院へ
翌11日は再びランカ病院を訪れ、日本のオリジナルフォームへと検査結果を記入してもらうことに。
普通はメールで送られてきたPDFファイルがあれば十分なはずですが、なぜか日本は帰国者に手間を取らせると言う対策を取っています…。
このオリジナルフォームは厚労省のサイトからプリントアウトできるので日本出発前に2枚準備してきました。
終わって見れば、ランカ病院には同フォームのストックがあったので、僕が持参したフォームは使わずに済みましたが、あくまでも結果論なので持参しないという選択肢はありません。
病院ではまず総合受付に行って事情を話すとこちらもすぐに理解してもらい、救急の受付へ行って記入してもらうために700LKR(約350円)の支払い。
その後は医師の診察室へと行き、フォームに記入してもらい終わりとなりました。
ただし、後日談となるのですが時間とお金を使って入手した同フォームを使用することは一切なかったのですが…。
まとめ
上記の一連の流れを経て、PCR検査関連の手続きは終了となります。
事前の問い合わせから始まり、2回病院を訪れたりと時間と手間が掛かる事になるので、余裕を持ったスケジュールを組んでおいた方がベターでしょう。
次回は日本入国時の検疫などの実体験をシェアしたいと思ってます。