今回のサーフトリップで利用した国際線の玄関口は、フィリピンの首都であるマニラにあるニノイ・アキノ国際空港。
僕が利用したANAが到着したのはターミナル3だったので、ターミナル3で現地SIMカードを購入しました。
今回の記事は、フィリピンのマニラ国際空港での現地SIMカード購入(2020年1月10日時点)、訪れた先々での通信速度などに関する情報をシェアします。
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マニラ国際空港ターミナル3のSIMカード販売場
まずは税関を抜けてからミーティングポイント(迎えの人が待っている場所)のゲートへと向かい、ゲートを出たら左手に進みます。
僕は勘で右手に進み、何もなかったので折り返しましたが…。
左手に進むと、フィリピン大手の通信会社である「Smart(スマート)」と「Globe(グローブ)」のカウンターがあります。
左手が「グローブ」、右手が「スマート」です。
カウンターの左側にはATMがあります。
SIMカード購入には現金が必要だったので(国や空港によってはクレジットカード払いが可能な場合がある)、このATMで現地通貨を事前に下ろしておきましょう。
ちなみに、海外旅行時に最も手数料を抑えて両替する方法は、クレジットカードを使ったATMでのキャッシングです。
フィリピンの通信会社や料金プランなど
フィリピンの大手通信会社はスマートとグローブで、どちらも規模的には似たり寄ったりとか。
最近ではグローブの利用者数がスマートを抜いているらしいですが。
僕が事前にネットで情報収集したところ、グローブの方が田舎での通信環境が安定しているということで、グローブを選択しました。
プランは、「インターネットのみ」または「インターネット+電話」という二択で、僕はいつも通り「インターネットのみ」を選択。
料金プランは以下の通り。
上段が電話付き、下段がインターネットのみのプランとなっていて、3週間滞在予定の僕は30GBのプランを選び、料金は2,000ペソ(約4,400円)でした。
設定に関してはいつも通り、スマホの言語設定を英語にしてスタッフに渡せば、すべて勝手にやってくれます。
ここからは、僕が訪れたエリアの通信環境に関する情報をシェアします。
マニラとバギオの通信事情
都市部であるマニラとバギオでは通信環境は良好で、どこにいようが携帯電波をキャッチ。
都市部になると宿のWiFi事情も心強いので、全くを持ってネット環境に問題はありませんでした。
*マニラでのスピードテストの一例
ラウニオン州サンフアンの通信事情
問題となったのがサンフアンでの通信事情。
外に出てスマホを使っている分には問題ないのですが、壁を隔てると電波が完全に遮断されます。
例えば、僕はサンフアンでは2ヵ所の宿に泊まり、2ヵ所ともに室内での携帯電波は完全にアウト。
1か所目の宿はWiFiが使えたので何とかなりましたが、2ヵ所目の宿はWiFiもまた室内に入ると電波が届かなかったので、室内では一切仕事ができませんでした…。
室内以外では、サイドは吹き抜けになっていて屋根のみ付いているローカルレストランでも、屋根による遮断なのか携帯電波は辛うじて使えるか使えないか程度まで弱まりました。
フィリピンの田舎だから電波環境が悪かったのか?
ここで気になったのが、僕が2年ほど前に訪れたフィリピンのシャルガオ島の電波環境。
当時の記事を読み返してみると、僕が利用していた通信会社はスマートで、シャルガオ島の宿の室内でも問題なく電波が届いていたとのこと。
シャルガオ島は、フィリピンの中でも観光地として大々的に売り出している人気エリアなので、携帯電波の整備に力を入れていたのかもしれません。
何はともあれ、今回の僕の経験から分かることは、田舎のエリアを訪れるのなら、SIMカードはスマートを選んだ方が良いでしょう。
スマートの方が電波が強いのかどうかは分かりませんが、グローブが弱いことはすでに分かっているので。
まとめ
もしもSIMフリーのスマホやタブレットを持っていない方は現地SIMカードを購入しても使う事はできません。
その場合、下記リンク先の海外WiFiレンタルを検討してみてはいかがでしょうか。
旅行期間や人数によっては、下記リンク先の海外WiFiレンタルの方が安上がりの場合もありますし、何より楽ですから。