インドネシアサーフトリップDay10:チマジャ(2019/5/26)

本日の波予報。

もはや今回のスウェルにはあまり期待していないものの、5時半にはいそいそと宿を出発。

これまで朝一出発の時は、宿の玄関と外のゲートを閉めているのでスタッフを叩き起こして開けてもらう事が定番でしたが、本日はすでに開いてる。

僕仕様に合わせてくれたのかな!?

スタッフはどっちにせよ、日の出前には起きて朝食を食べたりお祈りをしているし。

そしてチマジャに到着すると、波はやはりそれほどサイズがあるわけでもコンスタントにセットが入るわけでもないのですが、誰も入っていないので一番乗りすることに。

パドルアウトしてすぐにセットが入って乗り、パドルバック中にミドルで乗れそうな波が入ったので乗ると言う好調なスタート。

その後はセットが止まったり、ボ~っとしてたらアウトに流されているのに気付かなかったりとリズムは崩れ、サーファーの数は増えたので(やけにローカルも入ってたような…)、早々に撤退。

明日からさらにサイズダウンするけど、一体どうなることやら!?

宿に戻ってからは少し仕事をし、昨晩訪れたレストランが朝8時からオープンということで時間を合わせて朝食へ。

チキンサラダサンドウィッチとバナナジュースで日本円にして200円ちょい。

ローカルプライスのワルンで安くて美味しい。

朝食でお腹が満たされてからは、もう今日の波乗りはないかなと思ってビンタンを飲みながら仕事。

そして瞬く間に時間は過ぎ、14時過ぎに一応波チェックへ向かうことに。

波チェックに向かう前、ローカルが溜まっている宿の1階でサーフボードの撮影をしていて「何してるの?」と聞くと、「日本人サーファーからもらったサーフボードを売るために写真撮ってるの」とのこと。

いくら位で売れるのか聞くと「3.5位かなとのこと」。

この「3.5」とは日本円にして3万円ほど。

しかも、もらったボードは2本なので、上手く売ることができれば6万円ほどの利益。

ちなみに、ネット情報やジャカルタに住むインドネシア人から聞いた話として、新卒初任給の平均は3万円ほどで、4万円だとかなりの高給だと言ってました。

ざっと日本の初任給に換算すると、もらったサーフボードが約18万円ほどに化けるというわけ。

インドネシアでサーファー向けの仕事がぼろいと言われる理由ですね。

ガイド料なんかも現地の物価を一切反映していない価格設定ですし。

もちろん、ボードをプレゼントしたサーファーはお世話になったお返しであることは分かりますが、もう少しバックグランドを考えないとローカルにとっても良くないし擦れていくと感じました。

去年のニアスで僕は嫌な経験をしていて、ローカルは日本人から物をもらうのが当然と言った風潮がありましたし…。

まぁ、複雑な思いになりながらも波チェックへ向かうことに。

波良いしサーファーも少ない。

よし、軽く入ろっと。

入ると夕方近かったこともあり、すぐにサーファーが増えてセット間も長いので、1時間ほど楽しんでサクッと終了。

宿に戻ってビンタンを飲みながら、今日は友達のローカルと進路相談。

そのローカルはサーファーにバイクを貸したりとお小遣い稼ぎをしながらも基本的には無職。

そこで「こんな事をしたらいんじゃない?」などとアドバイスするものの、「そんなのできないよ」と。

僕が知り合った大半のインドネシア人がそうなのですが、自分の知らないことを学んでトライしようという意欲がないんですよね。

そのローカルは「動画を編集して作ることはできるけどYoutubeにアップする方法が分からないし」など、かなりレベルの低いお話…。

アップロードするのはファイルをドラッグ&ドロップするだけで、動画作る方がよっぽど難しいっつ~の(笑)。

実りのない会話を終え、夜ご飯は朝と同じレストランで、昨夜スペイン人から勧められたガドガドを食べることに。

「ここのガドガドは高級レストラン以上だぜ!」と、なぜか複数のスペイン人から勧められていたのです。

ちなみに、最近のインドネシアはスペイン人が多いです。

話を戻してガドガドとは、温野菜にピーナッツソースをかけたサラダのようなインドネシア料理。

早速実食して見ると思い出した。

そ~言えば、ガドガドあんまり好きじゃなかった。

個人的にインドネシアで野菜を食べたくなったら、同じ野菜メインの料理でもチャプチャイが好みで、どこで食べても大外れしたことはありません。

期待値が高すぎたために残念な夕食となりました。

明日はサイズダウン予報なので、もはや目覚ましをかけずに寝ることに。

結局、早朝から大音量のアザーンで目は覚めるのですが…。