南インドのチェンナイ国際空港から車でおよそ2時間弱南に位置するビーチタウン「マハーバリプラム」。
サーフィン目的で訪れたマハーバリプラムでしたが、世界遺産などの観光名所があるということで「クリシュナのバターボール(Krishna’s Butterball)」、「海岸寺院(Shore Temple)」、「ファイブラタ(Five Rathas)」を観光しました。
今回の記事は、各観光地の情報やアクセスなどといった観光情報(2018年5月時点)をお届けします。
スポンサーリンク
コンテンツ
マハーバリプラムの観光地
比較近距離に集まっているマハーバリプラムの遺跡群。
ファイブラタに関しては少し離れていますが、徒歩でのアクセスも可能です。
観光の起点と言える場所は、下記にて赤ピンを刺したバスターミナル。
このバスターミナルの裏手にクリシュナのバターボール、正面から海に向かうと海岸寺院、バターボールの遺跡エリア沿いを南下していくとファイブラタとなります。
クリシュナのバターボール
僕にとって最も興味深かったのがクリシュナのバターボール
斜面にある巨石なのですが、なぜか転げ落ちることなく静止していて、過去には危険である事から7頭の象を使って移動させようとしたものの動かなかったというものです。
クリシュナのバターボールには3回ほど訪れましたが、訪れている観光客はほぼインド人でした。
2度目に訪れた時は、バターボールの鑑賞ではなく、バターボールの斜面を滑り台代わりに楽しむ観光客だらけでしたが…。
クリシュナのバターボールは、道路と敷地内を低い柵で仕切っていますが、入場料はかかりません。
海岸寺院
8世紀にパッラヴァ朝によって作られたヒンドゥー教の石造建築である海岸寺院。
マハーバリプラムのビーチに足を伸ばせば必ず目に付くので、マハーバリプラムを象徴する世界遺産でしょう。
僕は毎日ビーチへと波チェックに行っていたので、常に海岸寺院が目に付きましたし、すでに訪れたような気分になっていました。
ビーチを歩いていると金網越しに見えるのですが、とりあえず訪れてみました。
海岸寺院を訪れる際、ビーチからアクセスできず、観光起点となるバスターミナル方面から海方向に向かうと入り口があります。
海岸寺院の入り口を抜けると、インドとは思えないほど手入れの行き届いたキレイな光景が広がっています。
海岸寺院は世界遺産であるため有料で、敷地内のトイレも5ルピー(約8円)とは言え有料でした。
ファイブラタ
正直、文化遺産にはあまり興味がないのですが、海岸寺院のチケットを購入するとファイブラタも訪問可能な共通券となっているので訪れてみました。
ファイブラタはいくつかの寺院があるように見えますが、一つの花崗岩から作り出したという壮大な彫刻です。
事前に知識がある方が見ていて興味深く感じますね。
僕は海岸寺院を観光後、徒歩でファイブラタへと向かいました。
距離としてはおよそ1キロ強で炎天下の中、15分ほどの徒歩は疲れたので、トゥクトゥクの利用をお勧めします。
僕は現地SIMカードがあったのでUber(ウーバー)を使おうかとも思いましたが、マハーバリプラムではウーバーのサービスはありませんでした。
道順はシンプルかつ標識がたくさんあります。
道中には日除けの帽子を売っている露天もたくさんあります。
熱中症になりそうなマスクも多々販売してますが(笑)。
そんな末に辿り着いたファイブラタ。
彫刻であることを考えると、実際に目の当たりにするとその精巧さには驚かされました。
事前知識がなければ、感じ方は全くの別物であったと思います。
注意点
入場料について
今回紹介した3つの観光地の中で、有料なのは海岸寺院とファイブラタの二つ。
クリシュナのバターボールは無料です。
入場料は海岸寺院とファイブラタが二カ所を見学可能な共通券となり、外国人価格は500ルピー(約850円)。
撮影について
海岸寺院とファイブラタについては撮影についてルールがあります。
通常の写真撮影(静止画)については、三脚を使っての撮影は禁止で、手持ちでの撮影はオッケー。
手持ちでの動画撮影(ビデオ)については、許可を得た上で料金を払う必要があります。
まとめ
観光目的ではなく、たまたま目的地に世界遺産があることで訪れることになったマハーバリプラムでの遺跡巡り。
思いがけない世界遺産を楽しませてもらえました。