いよいよ、東台湾トリップも本日が最終日。
お昼には台北へと移動するので、本日はどうしてもサーフしたいところ。
6時前に起きて準備に向かうと、すでにマスターとタケ君は起床。
もちろん、コージ君の姿はありません。
後にコージ君と話をすると、タマちゃんがいる時は引っ張られるように朝起きたけど、タマちゃんロスとのこと…。
やっぱり、タマちゃんの人間力は凄いですね。
面白すぎて、年齢的には僕の先輩にも関わらず、コージ君と一緒にからかいまくりましたけど(コージ君に至っては15歳ほどタマちゃんより年下…)。
一つ言っておきますが、タマちゃんは真っ当な社会人で、色々と話を聞かせてもらえて勉強もさせてもらいましたので、ただのヤバい奴ではないです!
さて、朝一はまず東河河口をチェック。
朝一の東河河口はストレートオフショアが強く、スウェルがオフショアに押さえつけられてる感じで腰~胸サイズといったところ。
そのため、金樽漁港へと移動。
ほとんど期待していなかった金樽漁港についてみると、メインの波に驚かされることに。
ほぼ無風の金樽漁港は、オフショアではない影響から東河河口よりもサイズが残り、基本的に厚めながらも頭サイズほどのサイズがあり、楽しめそうな感じ。
タケ君の自転車もあるので、入っているのでしょう。
そこで速攻で入水。
入ってみると、やはり波は厚めではあるもののパワーはあり、楽しめました。
今回の東台湾トリップでは間違いなくベストコンディション。
タケ君はツイン、僕はクアッドの幅広厚めボードで入っていたので、お互いにボード選びを間違えたと苦笑してしまいましたが…。
これまでサーフしない日もあったので、最後の最後で今回のベストウェイブを当てられた幸運に感謝。
昨日から水温が低いとタケ君から聞いていた通り、今日も海に入った瞬間に少しヒヤッとするほど水温が下がっていて、これまではタッパーとボードショーツで問題なかった僕は1時間ほどでアウト。
タケ君に至っては、確かスプリングを着ていたのですが寒いと言っていたほどでした。
波のコンディションも落ちてきていたのでタイミングは悪くなかったのですが。
楽しいモーニングセッション後は、お気に入りの朝食を。
実はあまりローカル料理にハマらなかった僕が気に入っていたのは、サンドイッチやバーガーをメインとした「Good Morning」というレストランでした。
特にこのレストランのフィッシュバーガーが最高で、宿のスタッフも頻繁に訪れていたので間違いないのでしょう。
朝食後はお昼の出発に向けて早めにパッキングし、ゆっくりとしてからバス停へ。
東河から台東駅行きのバスは、タマちゃんが乗車した時にはバス側面にある荷物置き場にサーフボードバッグを入れていたのですが、僕の場合は荷物置き場がなし…。
これってどうなると思いながら、英語での会話不可なドライバーの顔色を窺いながらサーフボードバッグを持ってバスに乗り込み、通路にサーフボードバッグを置くことで解決!
どうみても乗降者には邪魔なので、実際にオッケーなのかは知る由もなかったのですが…。
東河から台東駅までの料金は104台湾ドル(約400円)でした。
東河からのバスは台東駅に到着し、そこからは空港に向かうバス(25台湾ドルで約100円)。
日本でいうリムジンバスみたいな感じですね。
まぁ、リムジンバスには程遠いこじんまりとしたバスで、このバスもバス側面のラゲッジスペースがなかったので、最前列に座って運転席とのスペースにボードケースを立てた状態で置いたらギリでした(笑)。
無事に台東空港に到着し、まずは荷物となるサーフボードバッグをチェックイン後、空港の外に出てビールタイム。
ビールを買いに行ったお店は、空港施設外のお土産屋さんといった感じで、店舗に入ると美味しい匂いが漂い、夫婦がランチ中というシュールな状況。
そんな状況の中、僕が日本人と分かると対応が優しくなりました。
これまでにも、日本人ということで海外で親切に対応してもらったことは数えきれないほどあります。
今後は、僕が日本人として海外で誠実な対応を取ることで、僕が受けたローカルの優しさが継続していけばと思ってしまいますね。
さて、飛行機に乗ってしまえば、1時間弱という短時間で台北の松山空港に到着。
羽田から八丈島行きのフライトといった手軽さです。
ちなみに、フライトの時間帯の都合から行きのマンダリン航空ではなく、今回乗ったのはユニー航空(UNI AIR)。
こちらもサーフボードチャージはありませんでした。
空港からは台北駅付近の宿へとタクシーで移動(松山空港から台北駅近くの宿までのタクシー代は240台湾ドルで約900円)。
サーフボードバッグが重いからタクシーを選び、ドライバーに目的地をグーグルマップで見せたのに、僕の宿泊先である宿の同列系統の違う店舗に降ろされることに。
おかしいと思って確認したのに「間違いない」と言われ、案の定違っていて、そこから徒歩でボードバッグを担いで10分ほど歩いたのはムカつきましたが…。
そんなこんなで到着した宿。
台北の宿は高いと知っていたので、今回の2,000円ほどの安宿に期待はしていなかったのですが、窓もない二畳ほどの部屋は結構きつかったです…。
そんな宿ですが、とりあえずはチェックインしてから夕食へ。
油ギトギトの中華料理に辟易としていたので、真っ先に向かったのは日本食レストラン。
海外に行ってもあまり食に関しては無頓着なので、日本食を欲することはないのですが、今回ばかりは日本食が食べたくて行った先は牛丼の吉野家。
最強ですね!!
ネギがたっぷりと乗った牛丼にキムチの小鉢と緑茶が付いたセットは最強でした(164台湾ドルで約620円)。
しかも、日本と変わらず、紅しょうがは取り放題。
そんなこんなで、ネオンが煌めく台北都心を歩きながら窓もない監獄のような部屋に戻り、一日を終えることに。
やっぱり窓のある部屋が良いな。
天気も分からないし…。