伊豆七島の中で最南端に位置する八丈島。
伊豆七島の中でサーフアイランドと言えば一番人気が新島で、その次が伊豆大島か八丈島といった所でしょうか。
ただ、八丈島の場合は羽田空港からANAのフライト(1時間弱)が飛んでいるので、基本的に海上アクセスとなる他の島よりも短時間かつ手軽ではないでしょうか。
そんな八丈島にやって来ました。
小さい島であり、過去に何度も訪れているので慣れ親しんだエリア。
今回はお昼の便を利用したので、八丈島に到着したのは13時10分着。
空港到着後はレンタカー屋さんにピックアップしてもらってレンタカーの手続きをし、その後は宿チェックインまで時間があるので八丈ストアでお昼用に弁当をゲットして、そのまま海へ。
その前に、サーフスポット近くにある展望台から海をチェック。
そしてサーフスポットに到着して波チェックをしてみると…。
サイズはあまりなく、オンショアでグチャグチャといった典型的なサマーコンディション。
ここで少し説明をすると、島と言うと最大の利点は風向きに合わせて東西南北のサーフスポットに移動できる点にあるのですが、八丈島のサーフスポットは一カ所に固まっています。
サーフスポットがあるのは、八丈島の南東部に位置する「末吉」と呼ばれる地域。
実際のサーフスポットは以下の通り。
サーフスポットガイド
火山島であることからボトム(海底)が岩場のリーフブレイク。
・カイザー:駐車スペース目の前にあるローカルスポット。ライトとレフトあり。
・サントス:ある程度のサイズのスウェルが入った時に真価を発揮するレフト。
・タコス:カイザーよりも1サイズ大きいイメージが強いライトのマシンブレイク。
カイザーとサントスは駐車スペースから近いのですが、タコスは崖沿いを徒歩5分、崖沿いで道を防ぐような大きな岩があるエントリーゾーンからパドルで10分ほどラインナップまで時間が掛かります。
話を戻してカイザーで波チェックしている時に、他のサーファーがいたので少し話をすることに。
そのサーファーは本日タコスで入ったらしく、サイズはセットで肩・頭ほどあるとの事ですが、ブレイクがワイド過ぎて乗れないとのこと。
カイザーを見ていて何となく予想は付いていました…。
ということで、本日のサーフィンは諦め、今回の初温泉へと向かうことに。
八丈島には有料温泉が4つ、無料温泉が2つあり、初の温泉の場として選んだのは、中之郷エリアにある「やすらぎの湯」。
入浴料300円のやすらぎの湯はさほど広くはないのですが、ガラス張りの湯船の外には海が広がり、素晴らしい景色を楽しむことができました。
宿のあるエリアに戻る道中、八丈島のビューポイントと言える大坂トンネル手前から、八丈富士と八丈小島が広がる景色を写真撮影。
この景色を見ると、八丈島に戻って来たなといった感じがします。
その後、再び八丈ストアに向かい、ビールと翌朝の朝食を購入して宿へとチェックイン。
今回選んだ宿は、底土港の目の前にある「シーダイブ」のドミトリー。
調べた限り、八丈島では最安値となる一泊2,500円というのが決め手でした。
宿泊料金は安いものの、とても清潔な宿でした。
ドミトリーという事で、一つの空間に4つの二段ベッドが並んだ男女共用8名ルームなのですが、各ベッド入口にはカーテンが設置されているので、カプセルホテルといった感じです。
簡易キッチン、電気ケトル(湯沸かしポット)、電子レンジ、冷蔵庫などもあるので、僕は前夜に翌朝の朝食を購入して冷蔵庫に入れ、朝になると電子レンジで温めて食べる生活を送ることに。
さて、久しぶりの八丈島トリップのスタート。
明日は波があるのでしょうか!?