クレカ払いとクレカ海外キャッシングのレートが逆転!海外で現金払いがお得な時代へ【2025年12月】

今年2025年に軒並み引き上げられたクレジットカードを海外で利用した際の「海外事務手数料」。

2.2%だった海外事務手数料が3.85%へと大幅に引き上げられたのですが、やはり海外旅行する絶対数が減っているのが大きな理由でしょう。

絶対数が少なくなれば、不満を訴える声も少ないので。

そこで気になったのが、クレカでの海外キャッシングとクレカ払いはどっちがお得なのかと言う点。

今回の記事は、先日フィリピンを訪れた際に比較してみた海外キャッシングとクレカ払いのレート比較に関する情報をシェアします。


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クレカ払いが一番お得だったこれまで

これまで海外旅行で両替レートを考慮した上で、一番お得な支払い方法はクレジットカード払いと言われていました。

そのため、クレカ払いできる時は絶対に現金ではなくクレカで払うのが鉄則だったと言えます。

なのですが、今年に入りクレカ払いの海外事務手数料が二倍弱も増えたと言うことで、実際にどれほどのレートになるのか気になるところ。

そこで今月訪れたフィリピンにて、実際にレート比較をしてきました。

クレカ払いと海外キャッシングのレートを比較してみた

今回のフィリピンでは11月28日に1万ペソ、翌29日に5千ペソをATMでキャッシング。

いつもならば12月1日辺りに繰り上げ返済するのですが、すっかりと忘れていて繰り上げ返済したのは12月6日なので少し余分に利息が増えました(利息・手数料151円)。

そのレートが1.5万ペソに対して40,176円を支払ったので、レートは2.6784円/1ペソ。

11月29日の為替レートが2.663くらいなので、やはり海外キャッシングのレートは優秀ですね。

一方、クレカ払いできるところでは全てクレカ払いしていたので、明細をチェックして見るとレートは2.73ほど。

日本円にして1万円ほどの買い物をすれば、クレカ払いの方が300円ほど損する計算になるので、それほど大きいわけではないけどなんか嫌だ。

現金払いだと現金を数えたりと手間がかかるのに対し、クレカ払いはシステマティックで手続きが簡素化されているにも関わらず、値段が高くなるわけですから。

まとめ

グラブタクシーなど、何もかも海外であってもクレカ払いできるようになり小銭の煩わしさが無くなったりと便利な時代になったと思っていました。

なのですが、まさかのどんでん返しと言える今回の衝撃的な展開。

今後は再び現金払いに回帰した方がいいのかなと考えさせられてしまいました。