ここ最近のインドネシアの配車アプリ「GRAB(グラブ)」利用で増えていると感じるのが、有料道路などの水増し請求。
金額的にはそれほどではないのですが、こっちが外国人で正規料金を知らないと思っての犯行だと思うので、おおよその料金を分かっている身としてはイラっとします。
数百円レベルのことなので言い争う気もなく支払っていますし、グラブに申し立てもしていませんが。
今回の記事は、インドネシアのジャカルタでグラブ利用した際の有料道路水増し請求に関する情報をシェアします。
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インドネシアのグラブタクシーの現状について

おそらく実情を理解しているであろうインドネシア人に対しては水増し請求などしていないと思うので、余計に腹が立ってしまう今回の件。
6月にインドネシア入りして短期間ですでに二回もやられ、一回に関しては水増しに加えて二重請求してきていたので…。
ここからは実例を紹介していきます。
スカルノハッタ空港からジャカルタ市内へのグラブ利用時

空港からジャカルタ市内への移動で配車アプリを使うと、グラブだろうがゴジェックだろうが有料道路代が別途かかります。
その料金の払い方はドライバーとのやり取り次第で、現金を渡してもいいしアプリ上で料金を追加してもらう事も可能。
僕は現金のやり取りが面倒なので、いつもアプリ上での料金追加をお願いしています。
そのため、タクシー利用終了時に明細書がメールで届き、その内容が以下の通り。

有料道路代(Toll)は65,000ルピア(約650円)と記されています。
こんなに高かったっけと思い昨年の記事を見返してみました。
去年が250円で、1年で倍以上に値上がりするなんてまずないでしょう…。
ジャカルタ市内から地方への移動時の高速料金

ジャカルタ市内から3時間ほど離れたエリアへと移動するため、再びグラブを使いました。
ちなみに、遠距離になるとゴジェックは使えないのでグラブ一択となります。
さて、グラブドライバーは英語が喋れなかったのでグーグル翻訳を使っての会話となり、いつも通りなのですがジャカルタ市内から地方都市へ抜けるのに高速道路を使います。
そのため、有料道路代についての話になり、有料道路代はアプリで後に料金追加をすることはできないと言われました。
この段階で嘘をついて来ていると判明し、騙す気満々という事で正直面倒くさいなと思いました。
そして目的地に到着し、請求された有料道路代は約1,000円。
数百円だからいいやと払い、この手口は以前にもあったので過去記事を確認して見ることに。
3年前の料金では300円ほどだったようです。
3年で3倍以上に跳ね上がることはないだろうし、東南アジアで物価最安レベルのインドネシアで1時間利用の高速代が1,000円もしたら誰も利用しないことでしょう…。
こちらの件はこれだけで話は終わらず、実はグラブからの明細書メールが迷惑メールに振り分けられてて気付くのに遅れたのですが、以下の明細となってました。

こっちにも「Toll」の項目があるので、有料道路代は二重請求してきてやがった。
しかも、直接払いでは1,000円って言って来て、アプリ上での追加料金は700円。
本来は300円ほどのところ、5倍以上となる1700円取られたというわけです。
これは流石にグラブに申し立てしたいと思ったものの、直接払いしたものに関しては証拠がない。
よく考えた手口でやられたな思ったのと同時に、絶対に証拠が残らない現金払いはしちゃダメだなと思いました。
いくら申し立てたところで水掛け論になるので。
まとめ
今回のタチが悪い点は、こっちが行き馴れた場所でない限りは絶対に分かりようがない手口を使っているところ。
なので防ぎようなほぼないと言える手口だとは思いますが、グラブも今やヤバいドライバーがかなり増えてきていることを実感し、容易にドライバーを信頼しない方が良いと思います。
悲しい話ですが、配車アプリの方が主流になってくれば当然の流れであり、安心して利用できなくなるのは残念です。
最後になりますが、グラブから届く明細書メールは不正請求されている可能性がゼロではないので確実に目を通しましょう。