南米ペルーでのサーフトリップを終え、次に向かった先はペルーの北隣りとなるエクアドル。
「エクアドル」とはスペイン語で、日本語訳すると「赤道」となり赤道直下の国です。
サーフィンに関する情報はあまり聞かないので、あまり波が良くないということは予想していましたが、旅の成り行きでエクアドルへ向かうことになったので最も有名なサーフエリアへと向かってみました。
今回の記事は、南米エクアドルのモンタニータのサーフィン情報からアクセスや宿などといったサーフトリップガイド情報をお届けします。
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モンタニータへのアクセス
モンタニータ移動への拠点となるのは、エクアドルで第2の都市であるグアヤキル。
グアヤキルから概ね1時間おきにバスが運航していて、2時間半ほどの移動で料金は約1000円。
バスはペルーの長距離バスのような豪華な感じではなく、片側2席の一般的なバスでした。
トイレ付きのバスではないので、トイレに行きたくなった乗客はバスドライバーに声を掛けてバスを止め、道路脇で用を足していました…。
エクアドルと言えばバナナが有名という事で、バスで走っていると至る所でバナナ農園が目に付いたのも印象的でした。
モンタニータの宿

モンタニータでは市内にステイするのか、それともサーフスポットであるライトポイントの近くにステイするのか選択肢が分かれます。
と言うのも、市内は利便性が高い一方、サーフスポット近くになると周りにお店がほとんどなくなるものの、そこまでサーフ一本で楽しめる場所ではないためです。

また、パーティータウンということで市内でクラブに近い宿に滞在すると、部屋まで爆音が鳴り響きます。
クラブに遊びに行く方なら問題ないでしょうが、サーフ目的でクラブに興味ない方にはかなりキツい環境と言えます。

週末になると21時頃から爆音が始まり、ひたすらパーティーが続きます。
さらに、クラブだけならまだしも、僕の滞在時は同じ宿に泊まっていたグループが宿内でパーティーを始め、音楽も爆音で流してました。
このように滞在場所は非常に重要になるので、その点を考慮に入れた宿探しが重要になります。
モンタニータのインターネット

ネット事情は僕が滞在した安宿(3,000円弱/1泊)でもWiFiの速度は十分だったので、問題のある宿の方が少ないと思います。
また、各種通信キャリアのSIMカードの購入やデータ追加もモンタニータ市内で可能なので、ネット環境については一切問題ないと言えます。
僕もグアヤキルのバスターミナルで購入したSIMカードの追加データ購入をしましたし。
モンタニータでのサーフィン

モンタニータはライトのポイントブレイクが有名なサーフエリア。
そのライトポイントですが、ポイントブレイクらしく波が崩れるのは午前9時頃までで、その後はオンショアが日没までずっと吹いて波はよくありませんでした。
風が入る前の状態であっても、正直波のクオリティはそれほどといったレベル。
僕が訪れたのは1月で、北寄りのスウェルが入る時期ですが僕の滞在時はおろか、波予報を見ていても全くサイズアップする兆しがありませんでした。
12月から来ていたカナダ人によると、12月後半にハワイでエディイベントが開催された時のモンスタースウェルにはモンタニータも反応して良かったとのこと。
それ以来は1カ月以上に渡りオーバーヘッド以上のコンディションになることはなかったそうなので、北半球のウインターシーズンは結構厳しいと思います。
あまりモンタニータへのサーフトリップ自体をお勧めしませんが、もしも行くのならば南半球のウインターシーズンの方が確実に良いと思います。
まとめ
エクアドルは首都キトやグアヤキルなんかは犯罪組織と政府との対立が根深く、僕の滞在中も非常事態宣言が出ているほど安定していませんでした。
とは言うものの、町中の観光地などは日常生活が流れていて、非常事態宣言が発令中とは思えないほど穏やかでした。
何とも言えぬ不思議な感覚でしたが、サーファー視点で見れば中級者以上であればエクアドルという国はサーフトリップ向きではないかなと感じました。
実際の現地の様子は下記動画からチェックして見て下さい。