【2024年12月】南米ペルーのレインボーマウンテン観光!個人旅行でのアクセスやツアー手配など

念願のマチュピチュからクスコへ戻ってから、もう一つクスコ発のツアーとして楽しみにしていたのがレインボーマウンテン(正式名:ビニクンカ)。

レインボーマウンテンの頂上は標高5,000メートル越えという事で、そんな高さに自分の身を置いて見たらどのような感覚なのか興味があったためです。

そしてマチュピチュからクスコに戻った翌日にツアー予約し、翌々日にツアーに参加しました。

今回の記事は、クスコで参加したレインボーマウンテンへの現地ツアーの情報をシェアします。


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クスコでのレインボーマウンテン現地ツアー探し

マチュピチュからクスコへ戻ってきた翌日、お昼頃に現地ツアーを扱う旅行代理店探しに出発。

事前調べである程度は目星が経っていて、旅行代理店が多く立ち並んでいるのがエル・ソル通りのアルマス広場近く。

ツアー料金は70ソル(約3,000円)とのことで、70ソルならば即決しようと思っていました。

そして目的地に到着して一件目で70ソルと言われたので、一瞬でレインボーマウンテンへのツアー予約が完了しました。

ツアー予約をお願いした代理店は以下。

ツアー内容は以下。

詳細については以下となります。

*ホテル~レインボーマウンテンの往復送迎
*朝食&ランチのビュッフェ
*バイリンガルのガイド
*トレッキングポール
*酸素缶

これだけ揃って3,000円という事でメチャクチャお得でした。

ただし、事前情報でも知っていたのですが、入山料30ソル(1,300円)は別で必要とのこと。

ネット情報でもあったし、ツアー予約時にも言われたのですが、なぜか僕が訪れた日は入山料がかかりませんでした。

ここからはツアー参加の体験談になります。

レインボーマウンテン観光の体験談

まずレインボーマウンテン(ビニクンカ)の場所は以下となります。

当日の滞在宿正面でのピックアップ時間は午前4時半。

10分前の4時20分にはWhatsAppで「定刻通りに迎えに行くので準備してお待ちください」とメッセージが届き、予定通りに真っ暗な路上で待つことに。

まぁ、到着は10分遅れでしたが…。

僕がバンに乗り込んだ時にはすでに数名が乗車済みで、そこからさらにピックアップに向かってからの出発。

まず向かった先は朝食会場で、到着時刻は6時20分。

僕ら以外のツアー客も集まる朝食ビュッフェ会場でした。

そして7時に朝食会場を後にし、1時間後となる8時にレインボーマウンテンのトレッキング開始地点となる駐車場に到着。

ここでアプリを使って測定した標高が以下の通り。

この時点ですでに日本で最も標高が高い富士山を軽く超えているので、体がどのような反応を見せるのかワクワクしました。

まずツアーガイドからトレッキングポールが配られ、その後はトレッキングに関する説明を受けてから各自のペースで自由にトレッキングスタート。

ちなみに、僕はここで500mlのミネラルウォーターを購入し、14ソル(600円弱)と高かったので事前準備してきた方が良いです。

トレッキング前半は比較的平坦な道のりがほとんどなので、思ったほど辛くはありません。

ただし、標高が高いという事で、いつも通りに呼吸していると吸い込む酸素が普段よりも圧倒的に少ないと感じました。

つまり、いつもくらいの酸素を吸い込むには深呼吸する必要があり、一昔前に流行った肺活量を鍛えるパワーブリーズを使っているような感覚でした。

道中は所々に売店やトイレ(利用料は2ソル)があり、レインボーマウンテンが発見されたのが2015年と歴史は浅いのですが、すでに観光地として整備されていました。

1時間ほどトレッキングすると、いよいよ最後にして最大の難所が待ち受けています。

それがついに訪れるそこそこ急な上り坂。

これまでがかなり平坦でありながら、駐車場とレインボーマウンテン頂上の標高差を考えれば当然ですね。

レインボーマウンテンは駐車場から馬に乗って移動することが可能なのですが、最後の難所だけでは自力で上ることになります。

空気が薄い事もあり、僕は少し上っては立ち止まって呼吸を整えての繰り返しでした。

なのですが、少しでも上れば確実にゴールに近づいて行くので、ゆっくりでも着実に進めば必ずゴールに到達できます。

僕は時間にして最後の難所は20分くらいかけて上り、体感ではもっと長かったように思ったのですがそれほど辛かったので長く感じたのだと思います。

そして上った先に広がっていた光景は、何度なく写真で目にしていたレインボーマウンテンのカラフルな山肌。

苦労して上っただけあり、この景色を見れた喜びはひとしおだったし、今回の4か月に渡るラテンアメリカ旅の中で最も印象に残りました。

レインボーマウンテンは上記の写真がハイライトですが、もう一つ見所があります。

それは「Red Valley(赤い渓谷)」と呼ばれるエリア。

トレッキング中に目についてキレイだなと思っていて、そういえばガイドによる説明でも赤い渓谷について触れていました。

ガイドによると、早くレインボーマウンテンへ上った人の中で希望者だけ、帰り道を赤い渓谷経由で戻っても良いとのこと。

また、赤い渓谷に行く場合は追加料金がかかるとも言ってました。

僕はレインボーマウンテン頂上でガイドと会った時に「赤い渓谷に行きたい?」と聞かれたけど、僕はドローンを飛ばしたかったので断りました。

かなり風が強く吹いていたのでドローンを飛ばすのは怖かったのですが、なんとか無事に飛行を終えて駐車場へと向かうことに。

帰路は気楽なこともあり、行きは90分ほどかかったのに対し、50分ほどとあっという間に戻れました。

そして12時前くらいにバンは出発して、13時頃に朝食と同じ会場でランチビュッフェ。

朝食よりもボリューミーなメニューが増えてました。

ランチ後は2時間ほどかけてクスコへと戻り、15時半頃にアルマス広場付近で解散となりツアー終了。

最後に、興味のある方は登頂までのタイムワープ動画も併せてチェックして見て下さい。

まとめ

最も興味を持って臨んだ5,000メートル級での体の反応ですが、僕は特に高山病の症状が出るなどはありませんでした。

もしかしたら、高山病予防薬が利いたおかげなのかもしれません。

その翌日に移動した先のラパス(ボリビア)では頭痛と言った高山病らしい症状が出たので、もはや因果関係は不明ではありますが…。

とにもかくにも、5,000メートル級の世界を体験できたのは非常に貴重な経験となったし、あんなカラフルな山を見れたのも興味深かったです。

クスコを訪れる予定のある方は、是非ともツアーに参加して見てはいかがでしょうか。