海外旅行先での移動で安上がりに済ませるならば、現地の公共交通機関を利用すること。
日本人ならば当たり前のように日本で利用している電車やバスですね。
ただ、公共交通機関は現地の交通系ICカードが必要なケースが多々あったりと意外に厄介です(ここ数年でビザタッチが世界的に普及してきてますが)。
ただ、電車に関しては渋滞知らずなので非常に便利。
今回の記事は、南米エクアドルの首都キトのメトロ(地下鉄)利用方法に関する情報をシェアします。
スポンサーリンク
コンテンツ
公共交通機関で最も使いやすい電車
海外旅行時の移動はウーバーなどと言った配車アプリを利用する方が多いと思います。
アプリにクレジットカードを紐付けておけば現金のやり取りの必要もなく、さらには現地の言語を知らなくても利用できるのでメチャメチャ便利です。
そんな万能な配車アプリであっても、避ける事ができないのが交通渋滞。
そのため、僕は電車関係の公共交通機関は海外旅行で使うようにしています。
渋滞がないので、確実にタイムテーブル通りに移動できるし、移動が車よりも早いためです。
電車はクレカのタッチ決済へと世界的に移行
公共交通機関で電車がおすすめなのは渋滞知らずなのは言わずもがなであり、もう一つ理由があります。
それはなぜかメトロを含む電車系だと現地の交通系ICカードを必要としないケースがあるので(必要な国ももちろんあり)、比較的利用しやすいと言う点が挙げられます。
今回のエクアドルのキトなんかは現金で切符購入が可能ですし、世界的には日本でも実証実験が進んでいる通り、クレカ国際ブランドのビザなどのタッチ決済の方向で進んでいます。
2年前にイタリアやスペインなどを訪れた際、切符購入でのクレカ払いやタッチ決済での改札通過が可能でしたし、同じく2年前の時点でタイの地下鉄もタッチ決済が可能でした。
つまり、世界の流れとしては確実にクレカ利用が可能な方向に進んでいるので、海外の公共交通機関であっても最も利用しやすいのが電車です。
ここからはエクアドルのキトでのメトロの利用方法を説明します。
キト(エクアドル)の地下鉄(メトロ)利用方法
キトでメトロが開業したのは2023年12月とのこと。
単一のルートとなっていて、キト南部のバスターミナル「Quitumbe(キトゥンベ)」から新市街から北の「El Labrador(エルラブラドール)」を結ぶ路線となっています。
この路線のアピールポイントとしては、キト旅行者にとって利便性の高いルートになっている点。
同路線は世界遺産の旧市街はもちろんのこと、治安において比較的安全と言われる新市街、そしてバス移動してきた旅行者が降りたつキト南部のバスターミナル「キトゥンべ」の導線を繋ぐルートのためです。
僕が利用したのは、滞在先の新市街から旧市街への移動でのこと。
まずは滞在先から近いメトロの駅を探して移動。
駅では切符購入となり、駅によっては自動券売機もあるそうですが、僕が利用した駅にはなかったので窓口で購入。
切符代金は移動距離に関係なく一律となっていて、一般的な大人であれば45セント(70円)。
窓口ではまず「オラ(Hola)」と挨拶して、「ウノ(一人分)」と言えば通じるはずです。
ゲットした紙のチケットにはQRコードがあり、そのコードを使って改札を通ることになります。
少しトリッキーなのは、通常であれば改札の読み取り機(リーダー)にQRコードを正面から押し当てますが、それでは読み取らず周囲を見渡すとQRコードの裏面を読み取らせていました…。
裏面読みを実行すると改札がオープンし、何とか改札を通過することに。
電車を降りる時は、日本のように切符を改札に入れる必要がありません。
キトの場合は単一路線でどこまで乗ろうが同一料金なので、降りる時に取り締まる必要がないためでしょう。
まとめ
僕は空いている時間帯を狙い平日のお昼過ぎに利用したのですが、思っていた以上に利用者はいるなと言う印象でした。
座席は空いて無く立っている乗客が結構いたので。
何はともあれ安く便利なので、キトを訪れた際は利用して見てはいかがでしょうか。