ワンチャコと言うエリアで年末年始にサーフィンを楽しんで波が無くなった後、移動していたのがペルー第三の都市のトルヒーヨ。
ワンチャコに滞在し続けても良かったのですが、都市部の方が食事の選択肢が増えたりと楽しみが増えますし、ワンチャコからトルヒーヨまではタクシーで30分ほどと近距離だったので。
そして新たなスウェルが入る予報になったのでトルヒーヨから移動することになったのが、ペルー北部に位置するマンコラ。
今回の記事は、トルヒーヨからマンコラへの移動で今回の旅で最も贅沢なバスを利用したので体験談をシェアします。
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トルヒーヨからマンコラ移動にてペルー旅で最高値の長距離バスについて

マンコラはペルー北部でエクアドルとの国境が近いので、ここまで来るとペルー国内で長距離バスに今後乗る機会はほぼ無くなってしまいます。
そこで、折角からただでさえ優雅なペルーのバス旅を、さらに贅沢なレベルにして楽しんでみようと思いました。
そこで選んだバス会社が「ITTSABUS」。

トルヒーヨからマンコラまでのバスでの移動時間は10時間で、バスの料金は168ソル(7,220円)。
サーフボードチャージは45ソル(1,935円)と、これまでのバス移動でのボードチャージの中で最も高かったです。
ここからは、実際の体験談をお届けします。
豪華なITTSABUSの詳細について

ペルーの長距離バスは、一か所の大型バスターミナルがある場合もあれば、それぞれのバス会社から出発する場合と様々。
今回のケースではITTSABUSのターミナルから出発で、1時間半ほど前にターミナルへ着いてチェックインとサーフボードチャージの支払いをして荷物を預けることに。
あまりにも早く到着したのは、サーフボードなど大荷物を預けてから近場にあるKFCに行きたかったため(マンコラは田舎でKFCなどないので)。
出発時刻は19時半で、18時45分頃にはバスターミナルへと戻り、簡易的な保安検査場を抜けて乗車口へと移動。
これまで何度となくバスターミナルを使って来ましたが、手荷物のX線検査など初めてのことでした。

その後は少し早かったのでしばらく待合室でバスを待ち、バスが乗車準備が整ったら受付へ。
受付ではIDを見せて本人確認を行い、確認が終わると軽食セットを渡されてから車内へ移動。


僕はいつもの席と言った感じで、2階の一番前の右側の席を確保していました。
3列シートはどのバスも、左側が2席続き、右側が1席となっているので。

席についてからは色々と装備を確認し、まずは感動したのがリクライニングが180度という事で真横まで倒れる点。
通常のバスだと140度、次なるクラスになると160度が一般的で、そもそもの設定として180度リクライニングのあるバスに出会ったことがありませんでした。
160度も悪くはないんですが、正直言って少し中途半端感がありました。
なのですが、180度は別格で快適すぎるほど快眠できたので絶対にお勧めです。

軽食については思ったより軽いなと言うのが率直な印象。
と言うのも、以前にウユニ塩湖行きのバスでも少し豪華なバスを選び、飛行機の機内食のようなものが出たためです。


その他では、こちらも飛行機のようにモニター付きで映画などエンターテイメントを楽しむことが可能だったのは初めてのこと。
モニターの近くにはリモコンが付いていて、モニター用だと思っていたのですが実際は異なり、座席がマッサージチェアで同チェア用のリモコンでした。
これは本当に驚いたし、あまりにも無駄なような気もするけどそれが贅沢なんでしょう。

まとめ
バス移動でトータルで9,000円強かかったので少し高いとも言えますが、僕のようにサーフボードがあると追加料金でとんでもない事になります。
実際に最初にペルー入りして利用した飛行機の国内線はトータルで3万円近くしましたし。
そして空港到着からタクシーを使って移動ともなれば、かなりの額になるのでバス移動はそれでも圧倒的にお得でした。
180度リクライニングバスは経験としても素晴らしいので、試す機会のある方は是非とも乗って見て下さい。
僕はこの180度リクライニングに乗ってあまりに快適だったので、飛行機のビジネスクラスに乗りたくなりました。