個人海外旅行での飛行機国際線搭乗から現地到着までの流れ

団体旅行ではなく個人旅行で初めて海外に行く時ってメチャクチャ緊張しますよね。

僕も初めての時はとんでもなく緊張しましたが、緊張した理由は知識と経験の両方がないためです。

そこで知識だけでも事前に頭に叩き込んでおけば、不安は大幅に緩和されるはずです。

今回の記事は、個人旅行で国際線に乗って海外旅行に行く時の空港での流れに関する情報をシェアします。


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出発前の手続き

空港に行く前から国際線搭乗の作業は始まり、まず最初に行う事はオンラインチェックイン。

航空会社によってオンラインチェックイン可能なタイミングは異なり、僕が頻繁に利用するANA(サーフボードチャージ無料のため)は出発24時間前からスタート、LCCのエアアジアは出発14日前からスタートなど。

オンラインチェックイン済みであってもチェックインカウンターでオンラインチェックインをしていない方と同じ扱いになる航空会社もあったりしますが、事前のオンラインチェックインはメリットになるケースもあるので絶対にしておいた方が良いです。

意外にも未だにオンラインチェックインを行わない方は多く(特に海外で)、空港のチェックインカウンターでオンラインチェックインの有無でレーンが分かれていると有利な場合も多々あるので。

また、座席指定に関してもメリットがあり下記にて実際に体験した事例を紹介します。

事前座席指定:ANAの場合

以前に羽田からタイのバンコク便を予約した時、搭乗1週間前の予約だったためか予約時の座席指定では窓側と通路側の席全てが埋まっていて、真ん中席しか空いていませんでした。

正直しんどいなと思い、その時は座席指定をせずに誰かがキャンセルして席が空かないかシートマップを数日チェックしたものの当然ながら空かず。

そして搭乗24時間前となりオンラインチェックインをし、シートマップを再度チェックすると窓側と通路側の席で数席が空いてる。

最近知ったのですが、飛行機には事前まで予約をできないブロック席があり、ANAだとサイトにも表記されていますが国際線は搭乗24時間前になるとブロック席が開放されるとのこと。

ということは、希望の席を予約時に取れなかった場合でも、オンラインチェックイン時に取れる場合もあるのでブロック席が開放されるタイミングですぐにオンラインチェックインして確認するのがベターと言えます。

事前座席指定:エアアジアの場合

エアアジアはLCCと言うことで、座席指定も有料オプションとなります。

僕はエアアジアを利用する時、予約時には座席指定をせず、オンラインチェックイン時に自動で割り振られた席を確認し、窓側か通路側でなければ有料オプションで選択するという方法を取っています。

有料オプションで席を選ぶ際に早く選んだ方が選択肢は多いので、搭乗14日前にオンラインチェックインを済ませたが方が良いでしょう。

ちなみに、全てのLCCがエアアジアと同じように自動で割り振られた席を事前に確認できるわけではなく、航空会社によりけりとなっています。

出発空港のチェックインカウンター

空港に着いてスーツケースなど預け荷物がある場合、まず訪れるのが航空会社のチェックインカウンター。

空港到着時間の目安は、下記リンク先の過去記事を参照して見て下さい。

空港到着は何分前まで?時間の目安と理由(国際線と国内線)

2020年3月7日

オンラインチェックイン済みで、なおかつ受託手荷物(預け荷物)が無く機内持ち込み手荷物のみの場合はチェックインカウンターに行く必要はありません。

どのレーンが利用する航空会社のチェックインカウンターなのかは掲示板からチェック。

一般的な流れとして、チェックインカウンターではスマホに表示させたEチケットとパスポートを提出し、後は受託手荷物の重量を測ってから預けて完了。

ANAの場合、受託手荷物が規定サイズ内であれば国際線も国内線と同じくセルフで荷物預けもできるので、チェックインカウンターの行列とも無縁となります。

ちなみに、サーフボードと言った大型荷物があるサーフトリップの場合、大型荷物はセルフ預けができないので、チェックインカウンターへと向かって手続きを済ませた後、ボードバッグを大型荷物コーナーへと持ち運ぶことになります。

ただ、航空会社によってはチェックインカウンターでボードバッグを預かってくれる場合もあり、以前に羽田で利用したエアアジアはカウンター預けでした。

ANAの場合はスタッフが大型荷物コーナーまで同行してくれました。

【2023年12月】羽田空港第3ターミナルでANA利用時に知っておいた方がよい点

2023年12月17日

出発空港の出発口

チェックインカウンターでの手続きが終われば、続いて向かうのは出発口。

出発口に入るとまずは保安検査を受け、その後は出国審査を経て制限エリアへ。

出発空港の保安検査場

保安検査は機内持ち込み手荷物と搭乗者のチェック。

まず機内持ち込み手荷物、そして衣類のポケットに入れているスマホや財布などをトレーに入れて検査機へと流し、搭乗者はゲート(金属探知機)に向かいます。

このゲートで男性が最も注意すべきものは、ベルトのバックルとブーツを着用している場合。

僕は海外旅行に出ると旅行先の国で国内線に乗ったりと何度も飛行機を利用するので、ゲートを通るたびにベルトを外したりブーツを脱ぐのは面倒。

そのため、靴はスニーカー、ベルトのバックルはプラスティック製にしています。

機内持ち込み荷物に関しては、色々と細かいルール(液体の量など)があり常に変動があってもおかしくないので、実際の旅行前に利用する航空会社のサイトからチェックしておきましょう。

国によって扱いが異なるもので言えばバックパックに入れたノートパソコン(英語では「Laptop」)やタブレットで、バックから出す必要があるか否かは半々くらいと言った印象です。

僕の場合、見える範囲にノートパソコンを出すように案内されていなければわざわざ出さずに流し、出すように指示されたら出すといった感じです。

出発空港の出国審査

出国審査と言うと大事に聞こえると思いますが、日本人が日本を出国する時は顔認証ゲートの利用です。

指定の場所にパスポートの顔写真ページを開いて置き、同ゲートのカメラで本人確認を終えたら終了と一瞬で終わります。

そして制限エリアに入ったら、搭乗開始時刻までに搭乗券に記された搭乗ゲートへ向かい、搭乗開始となったら飛行機に乗り込んで出発。

到着空港の入国審査

目的地に着陸し、機内から空港ターミナルへ移動して最初に向かうのは入国審査。

観光ならばビザが必要ない国ならそのまま入国審査、ビザが必要な国ならば到着後にアライバルビザを購入または事前に取得したビザを持って入国審査。

入国審査では大抵何も質問されずに済みますが、たまに聞かれることがあっても入国目的や滞在日数などと言った程度です。

ちなみに、日本のような自動ゲートを採用している国も徐々に増えてきています。

到着空港のバゲッジクレーム

入国審査を終えたらバゲッジクレーム(受託手荷物のピックアップ場所)へ移動し、掲示板で利用した便の荷物が流れるレーンを確認して移動。

一般的な規定サイズの荷物は全てベルトコンベアで流れて来て、サーフボードのような大型荷物は、大型荷物コーナーもしくはカートに乗って運ばれレーン近くのフロアに置かれます。

大型荷物のある方は、バゲッジクレームに到着したら「Oversized Baggage」の案内標識があるかどうか確認する必要があります。

同案内標識がなければ、基本的にレーン周辺のフロアに放置される可能性が高いのですが、まずは空港スタッフに「Where is oversized baggage?」と聞く方が早いです。

多くの空港では大型荷物コーナーはバゲッジクレームの端っこにあり、以前は大型荷物のフロア放置が多かったのですが、現在は大型荷物コーナーを設けた空港が増えています。

到着空港の税関検査場

税関では免税対象外の商品を保有している場合は申告する必要があります。

一般的な旅行者であれば申告するものがない無申告が普通ですが、気付かずに免税対象を超えてしまう場合もあると思います。

例えば、オーストラリアへのタバコの持ち込みは1箱のみであったり、サウジアラビアへのアルコールの持ち込みが禁止されているなど。

国によって免税の対象は大きく異なるので、旅行前には必ずチェックしておきましょう。

ちなみに、税関検査場は最近ではオンラインの事前申告フォームで回答し、回答後に表示されたQRコードのスクリーンショットを取り、同検査場のリーダー(読み取り機)でスクショをかざす国が増えています。

この税関を抜けてミーティングポイント(迎えと合流する場所)に出ると、ついに制限エリアを抜けて旅行スタートとなります。

まとめ

空港や航空会社によってちょっとした違いはあるものの、一度でも経験してしまえば慣れてしまうことでしょう。

格段と自由度の高い個人旅行を楽しんで見て下さい。