DJI社「OSMO ACTION 4」でのサーフィン撮影について!レンズの水滴問題について

今回のインドネシアトリップで最も試して見たかったことの一つが、海でのアクションカメラを使ったテスト撮影。

今までGoProを使っていたのでサーフィン中のPOVやウォーターショット撮影の経験はあったのですが、今回はGoProからDJI社「OSMO ACTION 4」へと機材を変更したためです。

今回の記事は、アクション4を使ってのサーフィン撮影に関する情報をシェアします。


スポンサーリンク

コンテンツ

アクション4へと変更した経緯

僕はこれまでGoProをずっと使っていて、特に大きな不満などもありませんでした。

だったのですが、今年2月に落下させたことでGoProのモニターがヒビ割れて水没してしまい、新たなアクションカメラを探している時に知ったのがアクション4。

DJI社の商品へと移行することになった理由は以下の通り。

1.クイックリリースでアクセサリー接続が一瞬
2.夜間など低照度での撮影に強い
3.バッテリー持ちが良い(GoProの1.5倍ほど)

1については本当に天才的な仕組みで、マグネット式クイックリリースは一瞬でカメラとアクセサリーを接続可能にします。

GoPro使用時のアクセサリー接続はネジを開けたり締めたりと手間だったので、その手間が無くなった点は非常に大きいです。

2に関してはアクションカメラの使用用途は日中なので無関係に聞こえがちだと思いますが、小型なアクションカメラだからこそ夜間に軽く撮影したい時もあります。

GoProでもトライした事はありますが、低照度での撮影だと動画がぼけまくったりと全く使い物にならない映像になる事が度々で撮影する気も失いました。

ですが、アクション4だとレンズサイズが大きくなったと言うことで、夜間撮影も使えるレベルに達した点は嬉しいところです。

3はかなり大きな点ですが、バッテリー持ちが1.5倍ほども伸びたと言うことで僕にとってGoProから乗り換えた理由においては最大と言えます。

今まで海での撮影では出来るだけ撮影時間は最小限に抑えていましたが、今まではスルーした場面などの撮影をしても大丈夫になったので。

サーフィン撮影におけるGoProのメリット

上記の乗り換え理由を見ると、乗り換えて当然と思われるでしょうが、実はGoProにはGoProの強みがあります。

それはGoProを創業したニック・ウッドマンがサーファーであり、サーファー向けアクションカメラとあるようにレンズの撥水効果が強い点です。

確かGoPro10くらいから撥水効果を施したレンズに切り替わり、その効果はサーファーであれば非常に有難いもの。

と言うのも、サーフィン撮影において最大の敵はレンズに付着する水滴で、水滴一つで動画が台無しになるケースも珍しくないためです。

そのため、僕がサーフィン撮影をしないのならば現状の選択肢はアクション4の一択ですが、サーフィン撮影に使うのでテストして見たかったわけです。

実際にアクション4でテスト撮影しての結果

サーフィン撮影に関しては、すでに海外のサーフィン系Youtuberなどがレビューをアップしていたので大体の予想は付いていました。

問題点となるのは一つのみで、撥水加工されていないレンズという点。

撥水加工していないと、水滴がレンズに乗ると水滴を弾かず、水滴がレンズ上で潰れて広がるので映像としてはかなりクオリティが低くなります。

そのための対策として、僕が事前に取り組んでいたのはレンズに貼る撥水加工したフィルム。

モニターのガラス割れ対策としてのフィルムが一般的ですが、撥水加工済みフィルムも販売していたので購入しました。

そして同フィルムを使って撮影した動画が以下となります。

海では完全にレンズを放置ではなく、頻繁にフィルムをTシャツで拭いたり、リック&ダンク(lick and dunk:レンズを舐めてから海水にくぐらせて薄膜を作る手法)も頻繁に行いました。

そしたらGoProの撥水加工レンズに匹敵するほどの映像になったなと思うレベルに達しました。

ただ、Tシャツで何度も拭いているとフィルムがずれてきたので、その内フィルムを海で無くすのは時間の問題だと思い、このやり方に頼るのはあまりにリスキー。

その後、フィルムを外して撮影も試してみましたが、ライディング時のレンズに水滴が残っているかは五分五分といったところ。

サーフィンではテイクオフのタイミングでアクションカメラと水面の距離が近づき必ず水滴がレンズに飛んでくるので、風が水滴を吹き飛ばしてくれたらラッキー、そうじゃないと水滴が残ると言った印象。

う~ん、難しいですね。

まとめ

今回はもっと色々なケースでテストしたかったのですが、旅の途中で肩をリーフヒットして上がらなくなったので、テスト撮影も中途半端で終わってしまいました。

今回のテストは10月からの中南米旅に備えてだったのですが、中南米旅で最適解を探っていきたいと思います。

なんか良いアドバイスがあれば、コンタクト欄やSNSから教えて頂ければ嬉しいです。