コロナ後に高騰したインドネシア国内線の料金!実際の費用や追加料金など

コロナ前と比べて大幅に値上げしているインドネシアの国内線フライト。

インドネシアへのサーフトリップで、一か所に腰を据えるタイプのサーファーであればさほど問題ないのですが、僕のようにあちこち行きたいサーファーにはエアチケット代がかなりの負担になります。

ルートによっては、コロナ前の倍以上の運賃になっているケースもあるので。

今回の記事は、2022年11月終わりから2か月ほど滞在したインドネシアでの国内線エアチケット料金に関する情報をシェアします。


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インドネシア国内線について

インドネシアで国内線を利用する場合にまず知っておかなければならないのは、ほぼ全ての航空会社がLCC(ローコストキャリア)と言う点。

おそらくレガシーキャリアはガルーダインドネシア航空のみだと思います。

LCCと言う事は、基本的には7キロ以下の機内持ち込み荷物以外は、全て追加料金がかかることになるのでトータル料金での比較が少し面倒くさいです。

もう一つが一番の注意点になると思いますが、インドネシアのフライトは定刻通りに運航する可能性が極めて低いです。

遅延は当たり前で、ある時フライトレーダーを見ていると下記のデータを目にしました。

1月3日の遅延便が77%で欠航便が6%なので、計83%が定刻通りの運航をしなかった事となります・・・。

なので、乗継便の予定などがあると間に合わない恐れがあります。

どうしても乗り継ぐ必要がある場合は、同じ航空会社のフライトを利用すれば便宜を図ってもらえる可能性が高いのでお勧め。

航空会社が変われば、一旦荷物をピックアップして再度預けたりと手間と時間がかかりますので。

ちなみに、1月にスンバワ島からバリ島へ戻る時、ウイングスエアのロンボク島経由の便を利用したのですが、ロンボク島での乗り換え時間は20分でスンバワ島出発が20分の遅延・・・。

同じ航空会社利用だったので不安はなかったものの、ロンボク島の保安検査場ではラストコールと名前を呼ばれたりしながら、結局ロンボク島発の便も40分ほど遅延したので間に合いました(笑)。

今回のインドネシアトリップで利用した国内線

まずは利用したルートと航空会社を順に羅列していきます。

1. メダン(スマトラ島)~バンダアチェ(スマトラ島):エアアジア

2. バンダアチェ(スマトラ島)~ジャカルタ(ジャワ島):バティックエア

3. ジャカルタ(ジャワ島)~ジョグジャカルタ(ジャワ島):バティックエア

4. ジョグジャカルタ(ジャワ島)~デンパサール(バリ島):エアアジア

5. デンパサール(バリ島)~ビマ(スンバワ島):ウイングスエア

6. ビマ(スンバワ島)~デンパサール(バリ島):ウイングスエア

インドネシア国内線のグレード

ここで言うグレードとは、基本的には航空券の値段に比例しています。

インドネシア国内線におけるトップはガルーダインドネシア航空で、最もエアチケットが高いのですがサーフボードチャージやスーツケースへの追加料金などが掛からないので、サーファーならばトータルでLCCより安くなることもあります。

また、ガルーダインドネシア航空は最も遅延率が低いと思うので、基本的に目的地へガルーダが運航していて時間帯の問題がなければ選びます。

残りはLCCとなり、主な航空会社のランキングは以下となります。

上:バティックエアー/シティリンク

中:ライオンエア/エアアジア

下:ウイングスエア

ランクに応じてグレードが変わり、グレードが高いとエアチケットは高いものの、LCCながら一部受託手荷物が無料だったりします。

航空券代高騰の原因はウイングスエア

ウイングスエアはライオングループの最安航空会社で、遅延当たり前なのでインドネシア人でさえ敬遠する人がいるほど。

なのですが、エアチケット代は一番安く幅広い路線へ運航しているので、特に身軽に旅するバックパッカーなどには最適と言えます。

ただ、エアチケットが最安だったのはコロナ前までのこと。

コロナ後は運休する航空会社が多い中、ウイングスエアだけは頑張って運航していたのですが航空券代を大幅にアップ。

概ねLCCの最上位クラスと同額くらいまで上げているので、出来るだけウイングスエアの利用は避けたいのですが、レイキーピークへ行く時のスンバワ島ビマ空港へのフライトはウイングスエアしかなかったので避けようがありませんでした。

ここからは、上記した各ルートで実際にかかった料金を記していきます。

実際にかかった航空券と追加料金

1:航空券916,849ルピア(8,000円)+サーフボードチャージ136,227ルピア(1,200円)+支払手数料16,650ルピア(140円)=9,340円
(注)なぜか受託手荷物20キロが無料

2:航空券25,860円+サーフボードチャージ200k(1,740円)=27,600円

3:航空券9,260円+サーフボードチャージ200k(1,740円)=11,000円

4:航空券7,970円+20キロ受託手荷物1,200円+サーフボードチャージ150k(1,300円)=10470円

5:航空券15,570円+サーフボードチャージ400k(3,480円)+受託手荷物465k(4,000円)=23,050円

6:航空券16,507円+サーフボードチャージ400k(3,480円)+受託手荷物744k(6,500円)=26,487円 

ちなみに、上記の合計金額は107,947円で、インドネシア出入国のエアチケットは含んでいないので高すぎです。

際立って高いのはやはりウイングスエアで、後はバンダアチェ発のバティックエアも高いのですが、バンダアチェ発は距離のあるフライトでありバティックエアはライオングループの最上位航空会社なので仕方ないかと思います。

まとめ

実際に金額を見るとウイングスエアの料金は異常な高さですね・・・。

1時間ほどの国内線LCCフライト(バリ島⇔スンバワ島)の往復で約5万円も掛かっているのですから。

運航を再開する航空会社が増えればウイングスエアも料金を落とさざるを得なくなると思うので、早い運航再開を願わずにはいられません。