日本人サーファーにとって定番のサーフトリップ先であるインドネシアのバリ島。
ワールドクラスの波がブレイクしているのはもちろんのこと、物価が安いと言う点も大きな魅力の一つではないでしょうか。
物価が安いと言う事で、サーファーならば注目すべき点の一つはサーフボード価格であり、実際にバリ島でのサーフボード価格は安いです。
今回の記事は、2019年9月終わりに僕がインドネシアを訪れた際にサーフボードを購入した体験談をお届けします。
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どんなサーフボードを買うか
これまでにバリ島クタでの滞在時、サーフショップ巡りをしていたので、チャネルアイランズ、ロスト、パイゼル、DHDなど一通りのメジャーブランドのサーフボードが販売されていることは知っていました。
ただ、メジャーブランドのサーフボードはシャドーシェイパーが仕上げているのは暗黙の了解で、ならばモールドボード(エポキシ系の定形モデル)はどこで買っても差異はないはずと思い(タイやベトナムの工場で生産されているため)、ファイヤーワイヤーにしようと事前に決定。
そしてモデルはハイドロノートに決め、ファイヤーワイヤーを扱っていたバリ島サーフショップのスタッフをSNSで探し出して連絡を取ったものの、ハイドロノートは在庫がないとの事で取り寄せができないか確認すると音信不通になりました…。
後に、インドネシア入りしてサーフボードを購入してから1週間後くらいに連絡が来て、僕が求めていたのとはサイズ違いながらもハイドロノートが入荷したと連絡が。
事前にバリ島滞在期間も知らせていて、すでにバリ島を離れていたのですが…。
インドネシアらしいです(笑)。
バリ島クタでのサーフボード探し
クタを歩いていると数々のサーフショップがあり、個人的にストックの本数が多いと感じるのはレギャン通りにあるリップカール。
レギャン通りのリップカールは2階部分がサーフボードコーナーになっていて、時期によってはかなりの本数があります。
ただ、僕が訪れた9月終わりはかなりストックボードが少なかったです。
スタッフに話を聞くと、決まった時期にボードを入荷しているそうで、売れ行きに合わせた入荷ではないそうです。
インドネシアらしい…。
さて、僕は今回ファイヤーワイヤーの欲しかったモデルは買えないということで、ボード選びの際にブランド指定はなし。
どのブランドを選んでもシャドーシェイパーですし…。
スタッフにお願いしたのは、長さは5’7″~5’9″くらい(メインボードのラウンドノーズフィッシュが5’6″のため)の多少サイズのある波で乗るステップアップボードで、テールはパワーと水量のあるブレイクのテイクオフで飛ばされないように絞ったラウンドという条件。
ステップアップボードとなると、すでに各ブランドでモデルは限定されます。
その条件で何本か持ってきてもらったボードのリッター値を見ると、どれも20代後半から30近くで僕にはどれも浮力があり過ぎる。
唯一リッター値と長さがドンピシャとなったボードは、テールにボリュームたっぷりなフィッシュ系の小波ボードで却下。
今回はサーフボードをバリ島で購入する目的で一本しか持ってきてなかったので、旅の途中で折れたら、その時点でサーフィン終了。
どうしたものかと思っていると、スタッフが電話をかけ始め、違う店舗のリップカールに行けば僕が欲しいボードがあるかもしれないということで、スタッフのバイクに乗って移動することに。
向かった先は、サンセットロードにあるリップカール。
話は飛びますが、レギャン通りのリップカールでは面白いリーフブーツがありました。
それが「Pocket Reef Boot」。
どのような商品かと言うと、リーフブーツを履いてのサーフィンは嫌いだけど、リーフブレイクで海に入る時と上がる時にリーフ上をガシガシ歩きたいサーファー向けの商品。
どうやらリーフブーツがコンパクトなので、海に入ったらボードショーツのポケットに収納できるようです。
使ったことはないのですが、邪魔だと思いますが…。
サンセットロードのリップカールショップ
クタにはリップカールショップはいくつもあり、連れて行ってくれたスタッフによるとサンセットロード店はウェアハウス(倉庫)的な店舗ということで、在庫数が一番だそうです。
つまり、クタ滞在中にサーフボードを探すなら、リップカールのサンセットロード店をまず訪れるのが良いでしょう。
店内の様子は以下の通り。
ボードブランドは、ファイヤーワイヤー、ロスト、パイゼル、DHDなどがあり、ファイヤーワイヤーだけは少し値段設定が高め。
ケリーブランドのスレーターデザインズのガンマは11,500k(約9万2千円)でした。
ガンマの値段には少し心が揺れ動きましたが、今回の目的はステップアップボードでオールラウンドボードではない。
そこで調べていくと、ようやく条件を辛うじて満たすサーフボードと出会うことに。
リッター値は少し高めの25リッター台でしたが、正直もういいかと妥協もありました…。
結局、購入に至ったのはDHDの「Sweet Spot 2.0」。
スイートスポットはすでに3.0がリリースされているので旧モデル。
スタッフからは「フィン」もしくは「デッキパッド」をおまけで付けると言われましたが、僕の答えは「要らないからディスカウントして」。
フィンもデッキパッドも、日本のノーブランドならばインドネシアよりも安いので、すでに日本で買って持参していたためです。
ただ、サーフボードのみの値下げについては相手も折れない。
そこで旧モデルだから「ずっとストックしてたでしょ?」などと攻めて戦い、最終的には5%の割引で購入に至りました。
購入額は7,933K(約61,000円)。
ちなみに、ファイヤーワイヤー以外のサーフボードの値段は、8,000K(約64,000円)前後くらいとなっていました。
まとめ
バイクで他店舗に移動して購入に至ったと言うことで、帰りは剥き出しのサーフボードを抱えながらのバイク移動と言う苦行をしました(笑)。
バリ島でのサーフボード購入を考えている方の参考になればと願っています。