ベトナムサーフトリップ8日目:ダナン~ハノイ編(2018/1/26)

いよいよダナン最終日の本日。

本日は午前11時頃のフライトに乗って移動となるので、サーフできるのは朝一のみ。

ということで、いつもと変わり映えしない波チェック。

パッと見だと悪くなさそうな感じですが、実際はサイズがなくてダラダラなので終了。

一応、昨日海に入っておいて良かった。

波チェック後は、こちらもいつも通りの宿隣のレストランで朝食のフォー。

宿からダナンの空港までは車で約15分と近いので、出発時間を午前9時半とし、それまでは仕事。

普段のサーフトリップでは、バックパックとサーフボードバッグのみで行動していますが、今回はスーツケースも含めた大荷物。

実は今回のトリップ、前半はサーフトリップで、後半は両親と合流しての観光旅行なのです。

両親は海外旅行好きですが英語ができないので、旅に出るのは添乗員さん付きのパッケージツアーのみ。

でも、自分のペースでゆったりできる個人旅行をしたいとの事で、僕が添乗員となることに。

観光旅行では、サーフボードバッグは邪魔以外の何物でもないので、サーフボードバッグはダナンで滞在した宿に保管させてもらい、スーツケースを持っての移動としました。

さて、移動の時間となり、ベトナムLCCのベトジェット航空でハノイに移動するために空港へ。

出発時刻1時間前の空港チェックインカウンターは結構混雑していましたが、国内線なのでチャチャっと手続き完了して搭乗。

ベトナム中部のダナンから北部のハノイまでのフライト時間は1時間15分とあっという間です。

ハノイのノイバイ空港到着後は、国内線ターミナルから両親がやって来る国際線ターミナルへと移動。

空港ターミナル間の移動は無料のシャトルバスが15分おきくらいで運行しているので、「Shuttle Bus」と書かれた乗り場に行きます。

僕はベトジェット航空を使ってダナン~ハノイのフライトを2回利用したのですが、ノイバイ空港国内線出口のゲートは距離的にかなり異なる場所でした。

そのため、飛行機離陸後の出口からバス停までは「右に向かう」やら「左に向かう」といった説明は不可能なので、とにかくバス停の看板に向かって歩いて外に出て、その後は「Shuttle Bus」と書かれた場所を探して下さい。

無料シャトルバスでノイバイ空港国際線ターミナルに到着したのは13時頃。

両親の便の到着は13時10分。

同じ便に乗って1週間前に僕が到着した際は入国審査に時間が掛かって税関を抜けたのが14時半頃だったのですが、時間に余裕を持たせて13時40分くらいにミーティングポイントに行く予定として、まずはランチに大好きなバーガーキング。

世界的に展開しているファストフードは各国の物価を反映しているはずなのですが、ベトナムは安い物価とは裏腹に、ベーコン入りの少しグレードの高いハンバーガーのセットで約800円ほどと意外にも高額でした。

社会主義という点が関係しているのでしょうか!?

興味深い点として、ベトナム首都のハノイではマクドナルドの1号店がオープンしたのは昨年2017年の12月。

ベトナム南部のホーチミンでは2014年にすでにオープンしているのですが、首都でのオープンがつい先日と言うのは、1975年に終わったベトナム戦争の影響が大きいのでしょう。

マクドナルドの本社はアメリカですし。

こういった情報は、興味がなければ記憶に残る事もないのですが、旅をすることで訪問国に興味を持って自然と吸収するので、旅は興味の対象や世界観を広げてくれますね。

さて、ランチ後は両親と合流するためにミーティングポイントへ向かい、両親は飛行機離陸からわずか40分で税関を抜けてくることに。

無事の合流に一安心し、まずは事前に依頼していた送迎車(22米ドル)に乗り、40~50分かけて旧市街とホアンキエム湖そばの宿「Hanoi Meracus Hotel 1」に到着。

口コミ評価が異常に高い宿で、観光するには最高の立地です。

ホテルでは噂通りの懇切丁寧に迎え入れられ、チェックインを終えて荷物を部屋に入れたら、添乗員としては楽しんでもらうためにすぐさま外出。

まずは宿からすぐの観光名所でもあるホアンキエム湖へ。

とことこ門をくぐって歩みを進めていくと、有料ゲートがありましたが、あまり興味をそそられないので引き返すことに。

その後は旧市街をブラブラと。

とにかく車とバイクで交通量の多いベトナム。

信号なんてほとんどないので、道路を横断するのは一苦労ですが、どこで目にしたのか忘れましたが素晴らしいアドバイスがありました。

「リラックスして、自信を持って横断」

まさにその通り。

日本では両車線の車が途切れた時に横断しますが、交通量の多いベトナムではあり得ないので、手前側の車線で車が途切れたら半分渡り、道路の真ん中で逆側車線の車が途切れるのを待ってから横断。

車が完全に途切れない場合は、少しづつ前進です(笑)。

横断の際の注意点として、絶対にいきなり飛び出したり走ったらダメ。

接近してくる車やバイクのドライバーもこちらの様子を見ているので、自信を持ってゆっくりと歩いて渡れば良いのです。

突発的に動く方がよっぽど危険ですしね。

散歩していると目に付く建物は、1階がモダンなショップ、2階が昔ながらの家屋のコントラストがやけに新鮮に映りました。

そんなこんなで夜となり、夜は予約していたトリップアドバイザーでレストランの口コミNo.1となっていた「Duong’s 2」へ。

Photo: Duong’s 2

親との海外旅行になり(僕がオーストラリアに暮らしていた10年以上振り)、すっかりリズムが狂ったのか全く写真を撮っていませんでしたが、良いレストランでした。

セットメニューでも2,000円弱ほどからあるリーズナブルな価格帯で、僕らはアラカルトで食べたいメニューを数点選び、お酒はグラスワインやら数杯飲んだりしたものの、値段は3人で8,000円弱でした。

ワインが一杯750円くらいで計4杯くらい飲んだので、お酒を飲まない方ならもっと安くなりますね。

食後は宿までゆっくり散歩。

ハノイもダナンと同じで、夜になっても外を安心して出歩けるほど安全な雰囲気でした。