日本の航空会社でも機内モバイルバッテリー取り扱いルールが変更されることに

今年1月に発生した韓国のエアプサン機内でのモバイルバッテリー発火が原因と見られる火災事故。

同事故後に韓国の航空機におけるモバイルバッテリー取り扱いが厳しくなり、アジア内では同様にモバイルバッテリーのルール一新となる航空会社が増えました。

【2025年3月】モバイルバッテリーの機内使用禁止の動きが広がる東南アジア!各航空会社の対応

2025年3月25日

そしてその波はついに日本の航空会社へも。

今回の記事は、7月8日から変わる日本の航空会社利用時のモバイルバッテリーの扱いに関する新ルールのニュースをお届けします。


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機内でのモバイルバッテリー扱いの新ルールの流れ

今年の3月以降、新たなモバイルバッテリーのルールが様々な航空会社で設けられるようになりました。

ルールの程度は国として定めているケースもあれば、航空会社が定めていたりと異なるので基準も異なります。

そのため、実際に飛行機を利用する前には、利用する航空会社のレギュレーションを確認する必要があります。

最も厳しい航空会社であれば、モバイルバッテリーを絶縁状態にする必要があるということで、ジップロックに入れれば絶縁状態にできるのでジップロックを持っていけば対処できます。

ただ、現場レベルでどれほど新ルールを順守できているのかと言うと、SNSで利用者の声を見るとルールは徹底されていないとの声を多々見受けられますが…。

ここからは日本での新たなモバイルバッテリーの扱いに関するニュースに触れていきます。

日本でもモバイルバッテリー扱いの新ルールがスタートすることに

日本の国土交通省と定期航空協会が新たに設定した取り扱いルールが施行されるのは7月8日から。

・機内でのモバイルバッテリーは収納棚に入れず、常に状態が確認できるように求める

・モバイルバッテリーからの充電や機内電源からモバイルバッテリーへの充電は、常に状態が確認できるように求める

モバイルバッテリーの発火事故は早く気付き対処できれば大事にならずに済むので、上記のようなルールが策定されたと言うわけです。

ちなみに、上記は全て要請レベルということで、義務ではないので収納棚にモバイルバッテリーを入れっぱなしにしていないかの確認までされることはないと思いますが…。

実際に機内でどのようにモバイルバッテリーを扱えばよいのか

ここからは飛行機を利用する時に、僕が実際にどのように扱っているのかと言う事例をお伝えします。

僕は機内に乗り込む時はバックパックを背負っていて、その中に小型のショルダーバッグを入れています。

そして機内の頭上収納棚にはバックパックを入れ、ショルダーバッグは手元に置いています。

かつては機内で入国カードや税関申告書が配られて記載する必要があったので、ボールペンを準備していたりといった名残からです。

ショルダーバッグには機内で必要になるかもしれない小物を入れていて、その中にはモバイルバッテリーも含まれています。

なので、この時点でモバイルバッテリーは手元にあるので、日本の航空会社の規定はクリアとなります。

機内の座席では手ぶらと言う方は、収納棚に入れる荷物からモバイルバッテリーだけ取り出して、座席正面の収納ポケットに入れるくらいしかないと思います。

ただ、収納ポケットに入れると荷物の取り忘れの可能性も高くなると思うのであまりお勧めできません。

やはり小物などを収納する小型バッグがある方が良いかと思います。

ちなみに、僕が小型バッグに入れているのは手帳&ボールペン、ポケットティッシュ、目薬、モバイルバッテリーなどで、意外とあると便利です。

そしてこの小型ショルダーバッグは、旅先での外出時に利用しているので欠かせません。

実際に僕が利用しているのは以下のバッグです。

まとめ

モバイルバッテリーの扱いに関しては、やはり日本にも時代の波が届いたかと言った印象です。

必ずこの規制は訪れると思っていたので。

ただし、日本のルールはかなり緩いので、日本よりも特に東南アジアの航空会社利用時にルールの事前チェックを忘れないようにしましょう。