現在、インドネシアのバリ島デンパサールのングラライ国際空港、そして首都ジャカルタのスカルノハッタ国際空港には入国審査のエリアに自動化ゲートが設置されています。
そして入国の際は、観光客であればオンラインでの事前取得となるeVOA(電子版到着ビザ)を取得しておけば、長い行列を連ねる入国ブースに並ぶ必要がなくなります。
そして僕は今回のインドネシア入りではeVOAを事前取得していて、自動化ゲートを実際に利用して見たらとんでもなく楽でした。
今回の記事は、インドネシア入国の際の自動化ゲート利用に関する体験をシェアします。
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インドネシアの観光ビザについて

インドネシアと言えば、コロナ前までは日本国籍のパスポート所持者であればビザを取得することなく30日までの滞在が可能でした。
でしたが、コロナ後に観光客受け入れを再開すると、観光客であってもビザ取得が義務付けられるようになり、観光客が必要とするビザは「VOA(到着ビザ:Visa on Arrival)」で30日まで滞在可能で5,000円ほど。
到着ビザと言う名の通り、現地空港到着時に購入するというものです。
この到着ビザの電子版として事前購入可能なのが「eVOA」で、このeVOAを取得しておけば入国時に入国審査ブースに並ぶ必要がなくなるのです。
僕は昨年2024年の入国時は空港でVOAを購入し、入国審査ブースに並んだのですがシステム障害やらで1時間半ほど時間を費やしました。
そういった無駄な時間がなくなると考えれば、確実にeVOAでの入国の方がおススメというわけです。
ちなみに、出国の際も自動化ゲートはあるのですが、僕の昨年のケースとして同ゲートがパスポートを読み込めず、結局有人ブースへ向かうことになりました…。
犠牲者の僕の周辺に何人もいたので、自動化ゲートの意味は!?と考えてしまいました。
eVOA取得について
eVOAはインドネシアの移民局公式サイトである下記リンク先から申請及び取得が可能となります。
以前にeVOA取得の手順を記した記事を作成したので、そちらも参考にして下さい。
上記記事の当時と現在の違いとして、用意しておくものは自身の顔写真だけではなく、パスポートの写真が貼られているページの写真、そして帰国便のPDFファイルも求められるように変更していました。
ジャカルタ空港での自動化ゲートについて

ジャカルタに飛行機が着陸後、まず向かうのが入国審査。
途中、VOA購入カウンターもありますが、eVOAを事前取得済みであれば自動化ゲートへ向かうことになります。
自動化ゲートは下記の通り、かなりの台数が設置されていたので一切並ぶ必要がありませんでした。
そしてパスポートを読み取らせると、すぐにゲートがオープンしてバゲッジクレームへと到着。
あまりにも一連の流れが早過ぎて、バゲッジクレームで受託手荷物が流れてくるまで相当待つことになりましたが。
ただ、バゲッジクレームにいる方がトイレに行けたりと自由があるので、審査ブースに並んでいるよりは全然マシです。
まとめ

インドネシアと言うと、特にバリ島の入国審査は人気観光地という事で審査ブースは激込みと言うイメージで、慣れた旅行者は飛行機を降りると小走りで入国審査へ向かったりしていました。
なのですが、自動化ゲートがあればそんな心配も無用になってしまいました。
そのため、eVOAの事前取得は絶対にやっておいた方が良いです。
ちなみに、入国時の自動化ゲートはバリ島とジャカルタの空港のみで、他の空港では設置されていないようです。
ただ、僕はメダンやバンダアチェと言ったエリアの国際空港から入国した事がありますが、マイナーエリアは外国人自体が圧倒的に少なく、入国審査で結構待ったと言った経験は皆無。
そのため、バリ島とジャカルタ以外では必要ないので、おそらく将来的にも設置されないと思います。