ボリビアのラパスに続き、世界の首都の中で2番目に標高の高い首都はエクアドルのキトで2,850メートル。
ラパスと言いキトと言い、人間が暮らす街は快適なエリアを求めると言うことで同エリアの中でも標高が低い場所となります。
となると、周辺は山々に囲まれた環境となり、南米のアンデス山脈により標高の高い都市はどこも街並みはすり鉢状でした。
そこで移動手段として便利な交通機関がロープウェイ。
今回の記事は、エクアドルのキトでロープウェイを使ったトレッキング観光に関する情報をシェアします。
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キトでテレフェリコ利用のトレッキング観光体験談
キトを訪れた時の観光地として最も有名なのは、世界遺産に認定されている旧市街だと思います。
なのですが、僕が一押しなのが今回紹介するロープウェイを利用したトレッキング。
スペイン語でロープウェイを意味する「テレフェリコ」乗り場となるのは以下の場所。
僕は安全面を考えて新市街に滞在していて、新市街からウーバーを使ってテレフェリコ乗り場まで移動しました。
移動時間は30分ほどで、料金は3.35ドル(500円)でした。





ロープウェイの料金は、大人の往復が9ドル(1,350円)。
この値段で4,000メートルの世界へ連れて行ってくれるのですから安いものです。
ラパスのテレフェリコは1回の利用が70円弱とさらに安かったのですが。
とにもかくにも、個人的には最高なアトラクションと感じます。


車内には以下の情報が記載されてました。
*到着地の標高は4,050メートル
*移動時間は18分
*出発地から到着地までの距離は2.5キロ
日本一高い富士山で3,776メートルなので、日本一以上の高地へと行けるのが最大の魅力です。
どのくらい空気が薄いのかなど体験できるわけですから。
ちなみに、移動時間は実際には10分でした(乗車中はアクションカメラで撮影していたので分かりました)。


到着すると周りの山々の位置関係や標高を記したサインボードがあり、エクアドル最高峰のチンボラソ(6,268メートル)も記されていました。
半端じゃないスケールで興奮してしまいます。
ここからはトレッキングをスタート。
4,000メートル級ともなれば息が切れやすくなり楽ではないのはレインボーマウンテンで経験済みなので、軽い散歩程度のつもりで臨むことに。




雲の中に迷い込んだと言った感じで、とにかくガスりまくっていました。
一応ドローンも持参したのですが、結局飛ばさず仕舞いとなりました。


少しだけ上り坂を登ったものの、すぐに息が荒くなるほど大変でした。
こんな環境でトレーニングすれば、心肺機能がかなり強くなりそう。

有名なブランコもありました。




ゆっくりと1時間半ほど散策していました。




ロープウェイでの下りの様子は下記タイムワープ動画からチェックして見て下さい。
まとめ

日本で暮らしていたらまず体験することのない4,000メートルの高地体験。
そんな体験をフラっと行って出来てしまうのですから本当にお勧めです。
キトを訪れる予定の方は、是非ともトライしてみてはいかがでしょうか。