飛行機の空席状況が予約前からほぼリアルタイムで確認できる「Expert Flyer」

飛行機を予約する前に、利用予定便がどれほど混雑しているのかや、どこどこのシートは空いているのかなど気になったりしませんか?

特に繁忙期の海外フライトになれば気になるでしょうし、繁忙期を避けて利用している僕でも予約前にシートマップを確認したいのですが、そんな事は無理だと諦めていました。

なのですが、実はリアルタイムでのシートマップの状況を確認できるサイトがあり、つい先日初めて知り使ってみました。

今回の記事は、飛行機のシートマップ状況を事前に確認できるサイト「Expert Flyer(エキスパートフライヤー)」に関する情報をシェアします。


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コンテンツ

エキスパートフライヤーの会員登録

エキスパートフライヤーは会員登録しないと利用できないので、まずは会員登録しましょう。

会員区分に「FREE」と「PRO」があり、僕が利用しているのは無料会員となる「FREE」。

両者の違いは諸々あるのですが、シンプルに僕が利用しているシートマップの確認に関しては、無料会員だと1日に5~6回ほど日程などといった条件を変更して検索していると上限に達してしまいます。

ただ、それほど何度も検索を繰り返すこともないと思いますし、まずは無料会員からスタートで良いと思います。

エキスパートフライヤーの使い方

シートマップを確認するために利用する項目は「Create New Seat Alert」で以下。

続いては確認したいシートマップの便を指定することになります。

上記の空欄を埋める前に、まずはグーグルフライトから利用したい便の情報を入手します。

たとえば、羽田空港発ロサンゼルス着のANA利用と想定し、まずは検索で「羽田 ロサンゼルス フライト」と検索すればグーグルフライトの検索結果が出てくるでしょう。

そしたらフライト一覧の中から確認したいフライトの詳細を開きます。

上記ページにて全ての入力情報が詰まっていて以下の通り。

「Departing Airport(出発空港)」:羽田空港の右隣にある3文字の空港コード

「Arriving Airport(到着空港)」:ロサンゼルス国際空港の右隣にある3文字の空港コード

「Dapart Date」:出発日

「Airline」:利用する航空会社(ちなみに、ANAは「ANA」と打っても予測変換で表示されなかったものの、正式名称である「All Nippon Airways」と打ち込んでいる途中で表示されました)

「Flight Number」:グーグルフライト詳細ページの最下段で赤丸で囲った数字

「Cabin」:搭乗クラス(この項目以外を埋めた上で最後の「Search」をクリックすると搭乗クラスの選択肢が表示され選ぶことができます)

これでシートマップを確認できるようになり、例としては以下の通り。

白いシートが空いていて、青いシートはすでに予約済み。

バツ印が付いたシートはブロック席で、予約されていないものの、上級会員向けなど航空会社の意向によって解放されていないシート。

このブロック席は、航空会社によって解放のタイミングは異なり、オンラインチェックインスタートのタイミングで開放する航空会社もあったりと様々です。

つまり、ブロック席の隣を予約すれば確実に隣が空いている事を意味するわけではありません。

特に海外だと、未だにオンラインチェックインしない方も少なくないので、そういった乗客の席は搭乗当日のチェックインカウンターで決まるわけですし。

実際のシートマップとエキスパートフライヤーを比較

非常に便利なサービスであることは分かりますが、気になるのは情報の精度の高さ。

そこで実際に僕がANAでフライト予約時のシートマップとエキスパートフライヤーのデータを比較して見る事にします。

まずは席数自体が少ないプレミアムエコノミーでの比較。

ANAシートマップ

エキスパートフライヤー

ANAとエキスパートフライヤーでは色の使い方が真逆となり、ANAだと青が空席でバツが予約済みで、エキスパートフライヤーは青が予約済みで白が空席。

比較するとK15だけANAだと予約済みであるのに、エキスパートフライヤーだと空席になっています。

それ以外は情報が正しいことを考えると、データ更新の遅れではないかなと思います。

エキスパートフライヤーが常に全ての航空会社のデータをリアルタイムで更新しているとは思えず、おそらく一定時間置きの更新だと思うためです。

続いては席数が多いエコノミー席での比較となります。

ANAシートマップ

エキスパートフライヤー

こちらはエキスパートフライヤーのブロック席が多すぎな感があり、プレミアムエコノミーほど精度は高くないのかもしれません。

ですが、概要として予約自体が少ない事は反映されているので、おおまかな混雑度合いを確認する点では良いかなと感じます。

まとめ

これまで確認しようがなかったものを確認できるという事で、個人的には非常に面白いサービスだなと感じます。

フライト予約前に参考にして見てはいかがでしょうか。

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公式サイト「Expert Flyer