マレー系、インド系、中華系と様々な人種がいるからこそ味わう事ができるレパートリー豊富なローカルグルメが揃うマレーシア。
そんなマレーシアのローカルフードとして外せないのがチキンライスではないでしょうか。
チャイナタウンに行けば低価格で安定した味のチキンライスを楽しむことができます。
今回の記事は、KL(クアラルンプール)チャイナタウンにある有名チキンライス2店舗の情報をシェアします(為替計算は1リンギット=32円)。
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海南チキンライスとは
マレーシアグルメにおいてチキンライスは非常に有名で、シンガポールの「海南鶏飯」がルーツです。
中国最南部の海南島からシンガポールへと移住してきた方々によって伝えられた料理だそうです。
海南は日本語読みだと「かいなん」になりますが、英語表記や中国語発音は「Hainan」。
実際の料理は、ローストまたはスチームしたチキン、そしてチキンの出汁で炊いたお米が定番です。
ここからは実際に僕が訪れたチキンライスのお店を2店舗紹介します。
チキンライス店①「Nam Heong Chicken Rice」
おそらく日本人旅行者の中で最も有名なチキンライス店の一つと言えるのが、KLチャイナタウンにある「Nam Heong Chicken Rice(南香飯店)」。
ネットでチキンライス店を検索すると、このお店の情報が山ほど出てくるので。
僕も初めてKLでチキンライスを食べたのがこのお店でした。
前回の経験でランチ時に来ると混むのは分かっていたので、11時に早めのランチにしました。
チキンライス屋に来たらオーダーは一択でチキンライス。
チキンの調理方法がスチーム(蒸し)かロースト(焼き)を選べ、僕はスチームの場合が多いかな。
僕がオーダーしたのは、スチームチキン、バターライス、イポー地方のもやし炒め。
スープはチキンだかライスのどちらかに付いていたようです。
ライスは鶏だしで炊いたライスを食べたかったのですが今回は無くて、しょうがなくバターライスにしました。
もやし炒めは、イポー地方のもやしがぷっくらと大きくて美味しいと有名なのでトライしましたが、僕は2度目はないかなといったところ。
チキンは安定の美味しさでニンニクたっぷりのソースを掛けるとパーフェクト。
マレーシアの料理は基本的に量が多いことが大半ですが、このお店は少なめなので逆に食べ歩きなどに良いと思います。
値段はスチームチキン7.5リンギット、バターライス2リンギット、もやし炒め10リンギット、コーラ3.9リンギットに税金などを加えて計27.15リンギット(870円)。
チキンライス店②「Restoran Nasi Ayam Kam Kee」
先ほどの南香飯店のすぐ近くに位置するこちらのお店。
グーグルマップの口コミ評価で言うと南香飯店が3.7に対し、こちらは4.2とかなり高いです(2024年3月時点)。
値段は似たり寄ったりと言う事で、今回はチキンライスに加えチャーシューもオーダーしました。
今回は鶏だしで炊いた海南ライスがあって大満足。
スチームチキンは安定の味で、チャーシューは無くてもいいかなといった感じ。
値段はスチームチキン5.8リンギット、チャーシュー9.5リンギット、海南ライス1.8リンギット、缶ジュース3リンギットで計20.10リンギット(643円)。
まとめ
基本的にチキンライスのお店ではチキンがメインなので、サイドディッシュは要らないかなと言うのがこれまでの経験からの感想です。
チキン自体は「初めて食べる感動の味」といったレベルではないものの、安定して確実に美味しいといった感じです。
おそらくどこで食べても大きく外すことはなさそうなので、値段もクアラルンプールでは安いのでガッツリとチキンライスを味わって下さい。