クレジットカード海外利用では現地通貨払いが断トツお得!理由と実例を紹介

海外でクレジットカードを利用すると「現地通貨払いですか?それとも日本円払いにしますか?」と聞かれる事が時々あります。

どっちでも変わらないように思いがちですが、ネット情報などでは絶対に「現地通貨払い」の方がお得と言われています。

そこでたまたま先日、クレカでネット決済する時に上記の場面に遭遇することになりました。

今回の記事は、海外でのクレジットカード払いにおける現地通貨と日本円払いでの実際の金額の違いに関する情報をシェアします。


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海外で日本円払いと聞かれるケースは稀

昨年は年間の7カ月ほど海外に滞在していて、基本的にクレカが使える場合は必ずクレカを使っています。

そのため、クレカ利用の回数はメチャクチャありますが「現地通貨または日本円払い」と選択肢を与えられるケースは非常に少ないです。

一応「現地通貨払い」の方がお得との話を聞いているので、聞かれた場合は現地通貨払いを選択。

なのですが、実際にどのくらいお得なのかを知る由もありませんでした。

でしたが、ついに比較するチャンスに恵まれたので結果をお届けします。

先に行っときますが「現地通貨払い」が圧勝です。

現地通貨と日本円払いで今回の差額は

今回の例はヨーロッパの観光地の入場チケットをオンライン購入した時の話。

ネット購入で「現地通貨」もしくは「日本円」のどちらにするのか選択できました。

そして「日本円」を選んだ場合は「10,739円(64ユーロ)」と、決済前に日本円での総額が表示されました。

一般的な現地通貨払いであれば、レートが確定するのは数日後と言うことで決済時には日本円での総額は分からないので、普段との違いに驚きました。

でしたが「現地通貨払い」を選択し、数日経ちクレカの会員ページに確定料金を確認しに行くと「10,398円」と表示。

ということで差額は「341円」で、日本円払いを選ぶと実に3%超も料金が割り増しという結果になりました。

西ヨーロッパであれば宿代だけでも簡単に10万円くらい行くので差額はかなり大きくなり、日本円払いという選択は利用者に一切のメリットがない料金アップと言えます。

ちなみに、カード払い時の初期設定はしれっと日本円払いになっていました。

現地通貨と日本円払いで料金が変わる理由

ネット検索で色々調べてみると、海外における通常のクレカ利用の場合は聞かれる事もなく現地通貨払いになっていて、一定の手数料と指定の為替レートを用いて金額が算出されるとのこと。

一方、日本円(自国通貨)払いを選択すると、お店側が独自に「為替レート」または「手数料」を設定できるそうです。

サイトによって「為替レート」なのか「手数料」なのかは異なるものの、今回の僕は決済前にすでに総額が表示されていた事実を考えるとお店が独自の「為替レート」を設定している方が信憑性が高いと思います。

この高めの為替レートは、料金確定前に為替レートが大幅に変動しない限り利用者にとってメリットになることはないので、基本的に「現地通貨払い」を選んだ方が良いでしょう。

まとめ

普段は「現地通貨」または「日本円」の選択肢を実店舗で与えられても、比較のしようがなかったのでベールに包まれていたと言える今回の件。

まさかこれほど差額が大きいとは驚きであり、なおさら「現地通貨払い」を意識しようと思いました。