観光でスリランカを訪れる際に必要となる査証(ビザ)。
スリランカのビザ申請書の提出方法は、「スリランカ在外公館」、「オンライン」、「アライバル(入国の際の提出)」の3種類あり、最も手軽なのがインターネットを使ったオンライン(ETA)申請。
アライバルビザが一番簡単そうに思えますが、入国の際の手続きなので時間が掛かる上に最悪のケースだと入国拒否の可能性もなくはありません。
また、在外公館とオンラインでは費用が35ドルであるのに対し、アライバルは40ドルなのでオンラインがベストではないでしょうか。
今回の記事は、オンラインでのスリランカビザ申請方法(2018年4月時点)を説明します。
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コンテンツ
オンライン観光ビザの条件
2回入国可能で到着日から30日間有効。
オンライン申請手続き前に準備するもの
・有効期限6カ月以上のパスポート
・メールアドレス
・ビザ代を支払うクレジットカード(「VISA」、「MasterCard」、「American Express」のいずれか)
・現地宿泊予定先の住所(ホテルなど)
スリランカ観光ビザの申請手順
まずはスリランカビザのオンライン申請サイトへ。
トップページから「適応」をクリック。
「適応」をクリックすると別タブで利用条件ページが開くので、「I Agree」をクリック。
左側にある「Apply for an Individual」をクリック。
ここから申請フォームへの入力画面へと進みます。
*「出発地」、「航空会社」、「フライトナンバー」は必須項目ではないので僕は未記入にしましたがビザが下りました。
後述すると上記フォーム画面に記載した「Children information in parent’s passport」ですが、こちらは日本人ならばノーチェックだと思います。
日本でも昔はパスポートの持てない赤ちゃんなどの渡航歴は親のパスポートに併記されていたそうですが、その制度は廃止されていて、赤ちゃんでも海外渡航にはパスポートが必要となります。
「Children~~」の直下に「パスポートを所有する16歳未満の子供は個別に申請が必要」とあるので、上記の制度がある国の方が対象の項目でしょう。
もう一点、住所記載方法について参考として事例を記載します。
シンプル過ぎる住所だと分かりづらくなると思うので、最近ドラえもんの映画を見たので藤子・F・不二雄ミュージアムの住所を例にします。
*神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8−1
この住所をフォームに当てはめると以下の通り。
Address Line 1:2-8-1, Nagao, Tama-ku
City:Kawasaki
State:Kanagawa
「Tama-ku」の部分は「区」の部分を区切った方が分かりやすいので、僕は海外ショッピングの住所記載などの時もこのような形にしていますが、「Tamaku」でも問題ないと思います。
全て入力後に「Next」をクリックすると、入力事項に間違いがないか再確認の画面が表示され、問題がなければ先に進み、次はビザ代の支払い画面。
支払い画面では「VISA」、「MasterCard」、「American Express」と3種類の国際ブランドから選択可能で、自身のクレジットカードのブランドロゴをクリック。
支払いページではネットショッピングなどと同じような画面が表示されるのでカード番号などを入力。
Visaカード利用の僕の場合、「CVV2/CVC2 Number」という項目があり、こちらはセキュリティコードのこと。
セキュリティコードは、クレジットカード裏面の署名欄右端に記載されている3桁の番号です。
支払いが無事終了すると、申請完了のページとなります。
申請完了ページにはプリントアウト用のクリックボタンがありますが、申請時に登録したメールアドレスにも即座に同様の内容のメールが届くので、プリントアウトの必要はないと思います(メールアドレスの記載ミスでメールが届いてなければプリントアウトした方が良いですが)。
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スリランカビザのオンライン申請から承認まで
申請と支払いが完了すると送られてくるメールには「Sri Lank ETA status Acknowledgement」との件名が付された以下のもの。
申請内容の結果、24時間以内にはビザの取得が可能か否かの連絡が来ると記されています。
僕の場合、ビザ取得が承認されたとの連絡が来たのは、申請受付のメール受信からわずか2分後でした。
ビザ取得についてのメールは以下の通り。
上記メールでは、入国審査の際にETA(ビザ)番号の控えが必要などの記述はないのですが、念のために番号を控える、もしくはスマホからすぐに受信メールを見せられるようにしといた方が無難です。
また、僕が申請したのは2018年4月8日のことで、有効期間は2018年10月5日までと記されているので、早めに旅行予約を抑えていてもビザの申請は訪問予定日の半年以内にしないと利用期限が過ぎてしまうので注意が必要です。
実際の入国
コロンボのバンダラナイケ国際空港到着後、まず向かうのは今回入手したビザが必要となるイミグレーション(入国審査)。
バンダラナイケ国際空港のイミグレーションは以下の通り。
イミグレーションではパスポートに加えて記入済みのアライバルカード(入国カード)が必要となります。
利用する航空会社によって機内で配られる場合もあると思いますが、僕の場合はエアアジア利用で、アライバルカードは配られませんでした。
配られていない場合、イミグレーションのある空間の左端にアライバルカードの置かれたテーブル(市役所にあるようなもの)があるので、そこでアライバルカードを入手して記入してからイミグレーションの列に並びます。
イミグレーションでは、滞在日数を聞かれた程度ですんなり入国できました。
まとめ
スリランカのオンライン観光ビザ取得は非常に簡単なので、5ドル高いアライバルビザよりお勧めかと思います。