以前の記事でお届けした通り、インドネシアのeVOA取得者のビザ延長手続きが面倒くさくなりました。
ここ数年はオンライン上でできるようになったものが、実際にイミグレまで足を伸ばさなきゃならなくなったためです。
さらに手続き自体が信じられないほど遅く、本当に認可されるのか不安になりストレスフルでした。
今回の記事は、2025年6月に行ったインドネシアの観光ビザとなるeVOAの延長手続きの承認までの流れをシェアします。
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インドネシアeVOA延長手続き後の承認までの体験談
僕がインドネシア入りしたのは6月頭で、eVOAの有効期限は30日間で延長申請が可能となるのは滞在可能最終日から14日以内になってから。
そして6月後半に入ってからオンラインで延長手続きをしてビザ延長代の支払いも終えると、イミグレで「photo capture procedure」を行うようにとのメールが届きました。
これまでオンラインで完結していたのですぐには理解できなかったのですが、調べて見ると延長手続きのルール変更でオンラインで完結できなくなったとのこと。
そこで6月23日にジャカルタのイミグレへと舞い戻り、一瞬と言える写真撮影を行うと「これで延長手続きは終了」と言われました。
eVOAを取得した方は分かると思いますが、eVOAはビザのステータスがオンラインでチェック可能となっていて、確認すると「Waiting Officer Confirmation」とのこと。

この時はまだビザの有効期限が残っていたので、それほど気にはしませんでした。
ちなみに、イミグレに何度か通って延長する従来の手続きであれば、パスポートに延長シールを貼ってもらえるので証拠が手元にあります。
なのですが、デジタルになると今回も「手続き完了だよ」との口頭での説明だけで証拠が一切ないのが辛いところ。
実際に過去に面倒な経験をしているので。
そして当初取得したビザの有効期限が切れる頃になってもステータスが変わっていなかったので、イミグレに問い合わせメールを送ると以下の回答が届きました。

現在、申請内容のレビューを行っているので今しばらくお待ちください。
ちなみに、返信が届いた時点ですでにビザの有効期限は過ぎていたので、もしも申請内容が却下されたら不法滞在として約1万円/1日を支払うことになります。
って言うか、申請して10日以上経ってるのに、まだ審査中なんてありえないし、相手のさじ加減で却下されたらと思うとあまりに理不尽過ぎる…。
そんなストレスフルな期間を過ごし、ようやく申請が通ったとメールが届いたのは、イミグレに行ってからおよそ1か月後のこと。
そして、ようやくステータスが「E-Staypermit」に変わりました。

まじで凄まじくストレスが溜まったし、なんて非効率で一切ツーリストフレンドリーではないシステムなんだ。
ってか、普通に考えてビザの有効期限が切れてるのに審査結果が出てないって不法滞在とほぼ同じような気がしてならない…。
まとめ
今回の経験で心に決めたのは、今後VOAを延長して60日滞在を可能にするには、最初から60日滞在ビザを取ってしまおうという点。
VOAの延長なら合計で約1万円、最初から60日滞在のビザなら約1.5万円と値段が1.5倍になりますが、もう面倒くさい手続きはうんざりと言うのが本音です。
何はともあれ、もしも僕と同じ手順を踏む方はこういった流れと割り切り、動じない方が精神的に良いかと思います。
現行の一回はイミグレに行かなければならないルールを考えると、60日滞在ビザの取得一択と言えるでしょうが。