日本から南米ペルーまでサーフトリップするだけの価値はあるのか!?

2024年11月から2か月ほど滞在した南米ペルー。

レフトハンダーのポイントブレイクの宝庫として知られるペルーなので、マチュピチュなどへ観光はしたものの滞在目的のメインはサーフィンでした。

そしてサーフエリアとしては、リマ、ワンチャコ、チカマ、パカスマヨ、ロビートス、マンコラと7か所へと足を伸ばしました。

今回の記事は、ペルーで2か月サーフトリップした上でのペルートリップのお勧めに関して体験談をシェアします。


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ペルーへのサーフトリップはアリかナシか?

まずペルーと言えば、日本からのアクセスはほぼ地球の真裏に位置するのでメチャメチャ遠いです。

直行便が存在しないので確実に経由便利用となり、一般的なルートは北米経由です。

僕の場合は成田からメキシコシティへと直行便で飛び、メキシコで1カ月ほど過ごした後にメキシコシティからペルーの首都リマへとこちらも直行便で移動。

フライト時間は、日本からメキシコが13時間ほど、メキシコからペルーが6時間ほど。

トータルで19時間となり、この時間に乗継時間が加わるので最短でも24時間ほどの移動時間が必要になります。

ただし、ここまでの移動で到達するのは首都リマで、リマの波はビギナーのスクール向けと言ったダラダラな波なのでサーフトリップ向けではありません。

つまり、ペルー国内での移動も加わるので、はっきり言って移動時間はうんざりするほど長いです。

それでも行くだけの価値がある方と聞かれれば、僕は「価値がある」と言いたいです。

その理由は、世界最長レフトと呼ばれるチカマでのサーフィン体験が格別なため。

世界最長レフト!南米ペルーのチカマへのサーフトリップガイド

2025年4月10日

チカマメインのペルーサーフトリップ

ペルーへとサーフトリップするならば絶対に行ってほしいのがチカマですが、チカマはスウェルがダイレクトに入らない事から他のサーフエリアよりもサイズが落ちます。

そのため、まとまったスウェルが入ったらチカマへ向かうストライクミッションスタイルで狙う事になります。

となると、スウェル待ちの間の滞在地ですが、僕の経験としてはワンチャコ滞在の一択。

チカマ周辺のメジャーなサーフエリアとしては、北のパカスマヨ、南のワンチャコとなります。

ネームバリューで言えば、パカスマヨはチカマに次ぐロングウェイブとして知られているので、パカスマヨに惹かれるサーファーの方が多いと思います。

ただ、パカスマヨは町からメインピークのエル・ファロまでは結構離れていたりと不便。

一方、ワンチャコはビーチフロントの宿なら、宿から波チェックが可能だし、波自体も十分過ぎるほどファンウェイブで混雑とは無縁と非常に恵まれたサーフィン環境となっています。

食あたりには注意が必要ですけど…。

という事で、波予報をチェックしてワンチャコをベースにしながら、ビッグスウェルが発生するタイミングでのチカマ移動がベストだと思います。

混雑とは無縁のファンウェイブ!南米ペルーのワンチャコへのサーフトリップガイド

2025年4月30日

チカマ以外のペルーサーフトリップの選択肢

ペルーの沿岸は広大で、おそらく今なお無人でブレイクしているパーフェクトウェイブもゴロゴロと点在していると思います。

実際にペルー北部のロビートスを訪れた時に、サーフガイドを利用したり宿のオーナーに周辺スポットに連れて行ってもらい、ポテンシャルの高さに圧倒されたので。

となると、おススメのペルーサーフトリップのスタイルとして、レンタカーを利用してのロードトリップが挙げられます。

おそらく僕が再びペルーを訪れるのならば、間違いなくロードトリップを選びますし。

ロングレフトポイントでバレルあり!南米ペルー北部ロビートスへのサーフトリップガイド

2025年3月23日

まとめ

移動に時間が掛かる事から、まとまった休みが取れないとなかなか簡単に訪れることのできないペルー。

ただし、サーファーにとっては夢のような体験ができるだけのポテンシャルを秘めているので、興味のある方は是非とも足を伸ばして見て下さい。