【2024年12月】南米ペルーのマチュピチュへのアクセスやチケット購入など個人旅行に関する情報

絶対に行ってみたいと思っていながら、地球の裏側という事でなかなか訪れる事のできなかったマチュピチュ遺跡観光。

そもそもサーフィン無しでの海外旅行自体をほとんどしないので。

そんな中、中南米へとサーフトリップをすることになり、ならばとマチュピチュ観光もしてしまうことに。

今回の記事は、個人旅行でマチュピチュ観光をする際のチケット予約などに関する情報をシェアします。


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コンテンツ

マチピチュ観光で必要な事前予約

日本からペルーのマチュピチュ観光拠点となるクスコまでの移動に関しては割愛し、クスコからマチュピチュ観光までに必要な予約などに関してピックアップします。

*マチュピチュ遺跡の入場券
*クスコ~マチュピチュ村への移動手段

基本的には上記2点を事前予約していれば、後は現地手配で大丈夫です。

マチュピチュ遺跡の入場券

公式サイトからの購入だと数か月前でも売り切れている恐れがあると言われているマチピチュの入場券。

つまり早めのチケット購入が必須なのですが、僕はスウェルに合わせてサーフトリップするので日程がフィックスではなく直前まで未定。

そこで、マチュピチュ村では販売枚数の上限はあるものの翌日のチケット購入が可能という事だったので、現地でチケット購入しようと考えていました。

しかし念のために公式サイトでチケットが残っていないかチェックしてみると、午前6時から1時間おきに設定された入場時間の中でラストとなる15時だけが空いていたので迷わず購入。

チケット代は152ソルに管理費の7.48ソルが加わり、合計支払額は159.48ソルでした(6,700円)。

チケットはチケット購入サイトで登録した自分の会員ページへと進み、そこからEチケットをダウンロードする流れとなります。

マチピチュの公式サイトとチケット購入サイトは以下となります。

マチピチュ公式サイト

マチピチュ入場券販売サイト

クスコ~マチュピチュ村への移動手段

列車、バス、徒歩などがあり、列車はインカレールとペルーレールが運行。

クスコからの直通列車があるのはペルーレールのみで、僕が利用したのはペルーレールで行きは列車直通、帰りは列車+バス。

帰りも列車直通にしたかったのですが1週間前の予約でチケットが売り切れだったので、バスとのミックスになりました。

ちなみに、列車とバスの組み合わせでも別々に予約ではなく、鉄道会社で一括予約できるので手続きが大変になることはありません。

僕は予約にペルーレールを利用し、列車は最安クラスのシートを選んで行きは54.90米ドル、帰りは57.60米ドルで合計支払額は112.50米ドル(17,400円)。

移動時間は列車のみとバスとのミックスで比較してもほとんど変わらず、いずれも4時間弱でした。

さて、これで移動手段の確保は終了と思いきや、ペルーレールのチケットはEチケットではなく、指定のサービスポイント(ペルーレールの実店舗)に行って紙のチケットを発行する必要があるとのこと。

僕は予約時にはリマに滞在していたので、リマ市内にあるペルーレールの店舗に行きました。

ただ、大半の方がリマからクスコへの移動に飛行機を使うと思います(ペルーはバス移動が安いのですが、リマ~クスコ間は長時間の上に飛行機の方が安い事が多いので)。

するとリマとクスコの両方の空港内にペルーレールの店舗があるので、空港利用時に寄るのが一番楽だと思います。

*ペルーレールのサービスポイント一覧

マチュピチュ遺跡観光の体験談

前日夕方に飛行機でリマからクスコ入りし、翌日の午前8時台の列車でマチュピチュ村へ向かい午後3時からマチュピチュ遺跡を観光し、翌々日のお昼にマチュピチュ村を離れてクスコに戻るという日程にしました。

当日は朝食付きの宿だったので、7時スタートの朝食を食べてから出発の予定でしたが、7時を過ぎても朝食会場は真っ暗で無人。

そして朝食がスタートしないまま7時半と出発予定時刻になったものの、レセプションには誰もいないのでチェックアウト(宿代の支払いも含め)もマチュピチュ旅行中のスーツケース預けもできない。

そこでオーナーにWhatsAppでメッセージを送ると「5分で着くからちょっと待って」とのこと。

そして5分経っても来ないからさらにメッセージを送っても返信はなく、結局20分遅れで到着。

すぐさまチェックアウトとスーツケース預けをし、宿を出てウーバーに乗ったのが7時55分。

僕の列車の出発時刻は8時25分で、目的のポロイ駅まではクスコ市内から車で15分とのネット情報を見たので、まぁ何とかなるかなと思っていました。

でしたが、ウーバーで予定到着時刻を見ると出発時刻後となる8時30分…。

これはマズイと思い、ドライバーに拙いスペイン語で事情を話すと「厳しいな」と言った表情を浮かべながらも飛ばしてくれました。

そして8時22分にポロイ駅に到着し、何とかギリギリで列車への乗車に成功。

列車に入ると、なぜか座席が対面仕様になっていてとにかくメチャクチャ狭い。

また、かなりマナーの悪い乗客が多く、他の乗客のスペースに足を伸ばしたりなども当たり前と結構ストレスフルでした。

ペルーレールを利用する場合、最安クラスは避けた方が良いと思います。

もしくは、帰りはバスも利用したのですがバスの方が全然快適でした。

雨がぽつぽつ降るマチュピチュ村に到着したのは12時10分頃。

まずは荷物を減らすために、ネット予約しておいた宿のマチュピチュランド(2,700円/1泊)へと移動してチェックイン。

チェックインの時に、マチュピチュ遺跡の入場時間の2時間前にはマチュピチュ遺跡へ向かうためのバス乗り場に行った方が良いとアドバイスを受けました。

その後は部屋でマチュピチュ遺跡に持って行く荷物などを整理していると早くも2時間前の13時目前となったのでバス乗り場へ向かうことに。

まずはバスチケットを購入へ。

チケット販売場は以下の場所でした。

上記マップの場所とは少し異なり、実際は川沿いの道にあります。

マチュピチュ村からマチュピチュ遺跡までのバス料金の往復は、外国人観光客は89.45ソル(3,760円)でした。

チケット購入後は、朝から何も食べてなかったので食事をしようと思っていたのですが、13時15分の時点ですでに15時入場組用のバス待ちで並んでいる人が。

食事か並ぶか悩んだものの非常食のピーナッツで我慢することにして、宿スタッフが2時間前と言っていたので並ぶことにしました。

14時入場組みの大行列を見ていたためでしたが、実際には食事を食べに行っても問題なかったなと後から思いました。

ちなみに、バスを待っている時は結構強めの雨が降ったりと雨季の洗礼を受けました…。

そして14時20分頃にバスはマチュピチュ村を出発し、14時45分にマチュピチュ遺跡に到着。

雨で観光どころじゃないかと不安だったけど、遺跡に到着すると雲が切れて日が差すことも。

15時ピッタリになると入り口ゲートがオープンとなり、パスポートとEチケットを提示して入場となりました。

ここからはマチュピチュの様子を写真で。

こちらはマチュピチュ観光時のタイムワープ動画になります。

実際にマチュピチュを観光すると、良くも悪くもイメージ通りで想像の域を超える事はなかったけど、実際に見る事ができて良かった。

想像の域を超える事はなかったと言うのも、実際に体験して見なければ分からないことだったので。

念願だったマチュピチュ観光後は、アルパカ料理にピスコサワーと定番の夕食を楽しんで70ソル(2,900円)でした。

翌日は午前9時と言う宿のチェックアウト時間に合わせて外出(クスコに戻る列車の出発時間はお昼12時台)。

宿にはロッカーが完備されていて、チェックアウト後も荷物を預ける事が可能でした。

外出して朝食を食べたりマチピチュ村を散策。

マチュピチュ村の地名は「Aguas Calientes(日本語で温泉と言う意味)」なので、温泉に入ることも可能です。

お昼になって荷物を宿で回収してから列車乗り場へ。

帰りはクスコ直行ではなく、最初の1時間半は列車、残り2時間半はバスでクスコへ向かうことに。

バスへの乗換場所となっていたオリャンタイタンボ駅の出口には、バス乗換の案内板があったので、そこで列になって付いていくのみでした。

ちなみに、世界的に日本以外ではあまりみんな列に並ばないような…。

僕は結構前列にいたのですが、どんどんと抜かされましたし。

そのおかげで、僕の目の前の乗客で1台目のバスが満車となったので、僕は2台目に乗り込むことに。

そして2台目は結構空いていたので、列車よりも全然快適にクスコへ戻ることができました。

まとめ

マチュピチュ観光のベストシーズンは5~10月の乾季となりますが、僕はすでに雨季入りした12月に行きました。

理由としては、マチュピチュ後にウユニ塩湖に行く予定であり、ウユニ塩湖は雨が溜まって鏡張りになる雨季がシーズン。

つまり、マチュピチュとウユニのベストシーズンは真逆となるので、季節の移行期付近であればあわよくば美味しいところ取りできるかもれないと目論んでのこと。

そんな上手い事は行かなかったのですが…。

なにはともあれ、マチュピチュ遺跡はあまりにもスケールが大きいので、遠いですが行ってみる価値がは十分にあると思います。