ちょうど1年前のインドネシア滞在中、僕自身の過失によってアクションカメラのGoProのモニターにヒビが入り壊してしまいました。
その時に旅はまだ継続中だったので、インドネシアで新たなGoProを買おうかと思ったのですが補償などが購入国に依存するなどの情報があったので、何かあった時に厄介だと思い諦めました。
一応バックアップとして古い型のGoProも持っていたので。
その時に目に付いたのがドローンでお馴染み中国のDJI製アクションカメラで、グローバル保証などを謳っていたので帰国後にアクション4を購入しました。
と言うのも、僕が基本的にアクションカメラを使うのは海外旅行中であり、ならばグローバル保証は必須なので。
今回の記事は、DJI製アクションカメラが海外旅行中に故障したので修理までの流れに関する体験談をシェアします。
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アクションカメラが海外旅行中に故障

アクション4が故障することになったのは、南米ペルー北部のマンコラと言うエリアに滞在していた時のこと。
症状としては電源ボタンが一切反応しなくなりました。
となると使えなくなったと思われそうですが、なぜかバッテリーを入れると電源ボタンを押さずして自動で電源がオンになると言う謎の症状も併発。
電源をオフにさえできれば何とかなりそうなもので、音声操作で電源をオフにする方法があるのですが、オフにしても数秒後には再起動するというさらに謎の症状も…。
とにかくどうしようもない状態となったのですが、DJIはグローバル企業で世界のどこにいようが対処してくれると思っていたので一切の不安はなくサポートセンターへ問合せしました。
時差が約12時間ある地球の裏側から、日本の営業時間に合わせての連絡は面倒でしたが。
DJI製品のグローバル保証は!?

サポートセンターに連絡してチャットで話を進めていくと、僕のように海外での修理対応を求める場合は、結局自分でDJIの提携サービスセンターに連絡するとの事でした。
もちろん、そのような施設があるのは都市部であり、僕の滞在地からペルーの首都リマはかなり遠かったので、より近いエクアドルのグアヤキルへと修理のために移動することを決意。
そしてグアヤキルに対応してくれる場所があるか聞くと「問題ない」との返答をもらい、提携先が2店舗あったのでまずはメールで問合せすることに。
すると海外らしく全く返信はなし。
そこでしつこくメールを再送すると、1つの方からは返信があったものの「ドローン専門だから力になれない」とのこと…。
もう1つは返信がなく、すでにグアヤキルに移動する手配をしていたので直接乗り込もうと思ったものの、グーグルマップで場所が判明するとそこもドローン専門と判明したので、乗り込むことなく終了。
「問題ない」と太鼓判を押してもらったものの、DJIの海外対応は全くダメでした。
DJIに乗り換えた意味が…。
帰国後の補償対応の流れ

結局、残りの旅行期間はほとんどアクションカメラを使うことなく、帰国後に修理に出すことに。
購入してから1年も経ってなかったので。
修理依頼方法は、アクションカメラ専用アプリの修理依頼ページから進み、必要事項を記入すると宅配業者が荷物引き受けに来てくれる仕様になっていました。
なので、こちらでやっておくことは故障したアクションカメラの梱包のみ。
僕は100均に行ってバブルラップ(プチプチ)内蔵の封筒を購入して梱包しました。
そして指定していた午後(14~16時)に受け取りに来た宅配業者に梱包した故障商品を引き渡すと、翌日の午前10時前にはDJIから届いたとの連絡がメールで来ました。
そのメールから20分後には「基盤モジュールが故障しているので無償で新品交換します」との連絡。
簡単に言えば、僕が外れの端末を引いてしまったのでしょう。
そして1時間半後には、すでに製品を発送したとの連絡が来ました。
エクアドルでの件については残念でしたが、国内での対応は信じられないくらいスムーズでした。
僕は似たようなことがGoProでも以前にあり、GoProでは発送が指定店舗からだったり、発送後もそれなりに時間がかかった記憶があったような。
そして故障製品を発送してから48時間も経たずして新品のアクションカメラが届きました。
まとめ

グローバル保証ではあるものの、僕の経験として主要先進国などでない限りは海外での対応は厳しそうな印象を受けました。
公式サイトには世界中に認定サービスセンターがあるように見えますが、メールの返信がなかったりドローンしか扱ってなかったりと僕の場合は全く頼りにならなかったので。
ただ、国内対応はビックリするほど迅速であったりと、温度差の違いがジョークのように感じるほどでした。
僕のように海外旅行でのみ使うのはレアケースだと思うので、サポート体制としては必要十分かなと思いました。