インドネシアでビールなどアルコール全般を買おうと思うとなかなか大変。
国民の約9割がイスラム教徒であり、イスラム教ではアルコールが禁じられているためです。
そのためか、2015年からコンビニでのビール販売も禁止されるようになってしまったほど。
今回の記事は、インドネシアで何としてでもビールを飲みたいビール好き向けに情報をシェアします。
スポンサーリンク
コンテンツ
インドネシアのお酒事情
基本的にアルコール禁止のイスラム教徒が大半と言う事が手伝ってか、アルコール全般が高額なインドネシア。
高額な理由は酒税にあり、酒税はアルコール度数に応じて上がっていくので、最も税金が安いのはビール。
ビールの値段はピンからキリで、都市部などで個人的に安いと感じる値段は320～330mlほどの缶ビールで20k（約170円）前後。
地方に行くとビールを買える場所は極端に減り、値段は2倍以上に跳ね上がる事も珍しくありません。
ウイスキーなどアルコール度数の強いものはさらに強烈で、ジャカルタのリカーショップで下記の写真撮影しました。
サントリーウイスキー角瓶は、日本で近所のスーパーでは1,400円ですが、ジャカルタでは949k（約8,300円）。
実に6倍ほどの値段となるので、さすがに買うのをためらってしまう値段ではないでしょうか。
インドネシアのどこでお酒を購入すればいいのか
外食時にお酒を飲みたいのであれば、外人向けのレストランへ行けば飲めます。
外人向けと言っても高級レストランと言うわけではなく、ラーメンと言った手軽な和食や中華料理などのレストランでもビールなどを取り扱ってる場合が多々あります。
一番の問題はレストランではなく、ホテルへと持って帰るビールをどこで購入するのかという点。
就寝前にゆっくりと部屋飲みしたいためです。
で、ジャカルタであれば目指す場所はローカル向けではない大型のショッピングモール（グーグルマップですぐに分かります）。
大型ショッピングモールにはスーパーマーケットがあり（主に地下階）、そこのレジ近くでビールを売っている可能性が極めて高いため。
高級ショッピングモールのスーパーマーケットになると、リカーショップを併設している場合もあります。
そのため、僕がジャカルタで滞在する場合、基本的にショッピングモールが徒歩圏のエリアに滞在します。
上記はあくまでも都市部であるジャカルタでの話で、地方に行くと売っている場所自体が極端に少なくなります。
サーフエリアであれば外国人サーファー向けレストランに行けばほぼビールを提供しているので、そこでビールだけ購入して持ち帰ることも可能。
大変なのはサーフエリアとして栄えているわけではない場所ですが、絶対に闇市はありローカルは知っているのでローカルに聞くのが一番早いです。
2022年12月に訪れたジャワ島パチタンでは、カラオケ店でビールの持ち帰りが出来ました。
ちなみに、このカラオケはグーグルマップにもビールが買えると書かれてたけど問題ないのだろうか！？
インドネシアでも異質なバリ島のビール事情
観光地であり、イスラム教徒ではなくヒンドゥー教徒が多いバリ島は例外で、どこでも簡単にビールが購入できます。
インドネシアの2大コンビニであるアルファマートとインドマレットでは販売してませんが、それ以外のファミマなどといった日系のコンビニなどでは販売しています。
また、こじんまりとしたワルンなどでも販売しているので、バリ島はインドネシアの中でもビール事情に関してはかなり異質。
バリ島以外では、ニアス島に行った時にワルンで普通にビールが売っていて驚き、ローカルに話を聞くとニアスはキリスト教徒が多い島だからと言われました。
つまり、アルコール禁止のイスラム教徒がマジョリティではない島では厳しくないと言う事が分かります。
ちなみに、インドネシアの中でもニアスで売っていたビールが最も安かった記憶があるのですが、島によって酒税にも影響があるのか気になるところです。
まとめ
インドネシアでバリ島以外を訪れない方にとっては意外に思われるかもしれませんが、バリ島以外では簡単に手に入れる事ができないビール。
ただし、コツを掴むと比較的問題なく入手可能なので、ショッピングモールのスーパーマーケットとだけ心に留めておきましょう。
