日本人旅行者の中では世界の観光地の中でもトップレベルに選ばれるであろう南米ボリビアのウユニ塩湖。
雨季になって水量が増すと、まるで鏡張りのようになる自然現象が大きな特徴ですね。
ただ、日本からは地球の裏側と遠く、当然ながら直行便も飛んでいないので物理的にアクセスが大変なエリアです。
今回の記事は、個人旅行でのウユニ塩湖観光に関する情報をシェアします。
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日本からウユニまでの移動について
まずは日本からのアクセスですが、ボリビアの位置するアメリカ大陸への直行便は、カナダ、アメリカ、メキシコへしか飛んでいません。
さらに、上記3か国からボリビアへの直行便が飛んでいないので、最低でも2回の乗り継ぎが必要になります。
ボリビアのラパスへの直行便が飛んでいるのは、コロンビアもしくはペルーになるのでいずれかの国を経由することになります。
王道のルートであれば、日本~ロサンゼルス(アメリカ)~リマ(ペルー)~ラパス(ボリビア)と言った感じです。
ただし、これでもまだ到着しないのです…。
ラパスからウユニ塩湖への移動の選択肢
ラパスからウユニ塩湖への移動手段としては、飛行機もしくは夜行バスの2種類から選べます。
移動が楽なのは飛行機ですが、外国人観光客に向けた料金設定と1時間の国内線にしてはあり得ないほど高いです。
料金はベストシーズンとなる2月辺りになると片道で2.4万円ほどとなり、値段の表示されていない日にちもあるのですでに予約が埋まっているのでしょう。
一方、バスは9時間ほどの移動時間ですが夜行なので寝ているだけですし、南米のバスはかなりスペースが広くて快適なので全く苦ではありません。
料金は安いバスならば軽く調べると14.60ドル(2,300円)からあり、この値段のバスで3列シートに160度リクライニングの座席です。
僕は行きも帰りも夜行バスを利用し、一切の不満はありませんでした。
ウユニ塩湖の現地ツアーの予約について
ウユニの町に到着したら、個人旅行でまずやるべき事は現地ツアーの予約。
夜行バス利用だと大抵が午前6時くらいに到着と早いです。
ですが、バス会社の停留場などには朝から営業に来ている現地旅行代理店のスタッフなどもいたりと早朝からすでに営業状態。
僕のバスがウユニに到着した時は、日本人観光客に最も知られる穂高ツアーのスタッフが来ていました。
そして僕は穂高ツアーで予約するつもりだったので、一旦予約しておいた宿に行って荷物を下ろし、その後は穂高ツアーに行って夕方からのツアーを予約しました。
ちなみに、元気な方であれば午前10時スタートのフルデイやデイタイムツアーに空きがあれば参加できます。
たとえ穂高で埋まっていても、他にも山ほどツアー会社はあるので参加できないという事はないでしょう。
ツアー内容と料金については、下記の穂高のツアーリストを参考にしてみて下さい。
ツアーは最上段の「FULL DAY + SUNSET」が200ボリ(4600円)、それ以外は最下段の複数日ツアーを除いて150ボリ(3450円)。
おそらくどのツアー会社も似たり寄ったりの料金だと思うので参考にしてみて下さい。
ウユニ塩湖のベストシーズンと12月中旬の様子
ウユニ塩湖のベストシーズンは雨水がたまって鏡張りとなる雨季(11~4月)。
僕は雨季に入って前半の12月中盤に行きましたが、まだまだ全然水が足りませんでした。
現地で言われたのはベストシーズンは2月前後くらいとのこと。
確かにラパスからウユニへのエアチケットの値段を見ても、1月は安いタイミングもあるものの、2月からは高値止まりなので最も利用者が集まる時期なのでしょう。
つまりはベストシーズンというわけです。
ベストシーズンではない時期の弊害は、ツアーがキャンセルになる恐れがある点。
特に日中のウユニ塩湖は鏡張りになってないと見応えがイマイチなので、日中ツアーの参加者はガクっと減るそうです。
僕は日中ツアーへの参加を考えていたのですが、「鏡張りじゃないから止めた方が良い」と言われたほど。
また、ツアーは確か穂高だと4人以上集まらないとキャンセルになり、この時期はまだキャンセルが多いとのことでした…。
最後に僕が12月半ばに訪れた際のウユニ塩湖の状況をチェックして見て下さい。
水が足りなかったものの、日没近くで太陽が沈み色の濃淡が濃くなると、それなりに鏡張りになりました。
時間的には17時半~20時半頃までの時系列になります。
まとめ
ウユニ塩湖は標高3700メートルほどと高地のため、日が沈むと気温が一気に落ちて冷え込むので、寒さ対策だけは忘れずに(日中は半袖でもいける)。
寒いといくら絶景が広がっていようと楽しめませんし。