これまで海外に行くとなると、飛行機の国際線を利用する事が当たり前だったので空路でしか国境越えした経験がありませんでした。
そのため、今回の南米ではペルーからボリビア、そしてボリビアからペルーへと長距離バス移動により陸路で国境をまたぐ経験を初めて体験することに。
今回の記事は、南米のペルー~ボリビア間の陸路国境越えに関する体験談をシェアします。
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ペルー~ボリビアの移動ルートと検問所
僕が利用した夜行の長距離バスの往路便は、ペルーのクスコ発でボリビアのラパス着。
往復共にペルーのプーノ経由というルートでした。
移動中にグーグルマップを眺めていると、国境にある町中にイミグレーションがあったのでそこで国境越えになると思っていたのですが、実際は町から南へと遠ざかっていく事に。
そして辿り着いた先は、ペルー側にある車両での国境越え用の検問所でした。
往復共にこの検問所を利用して出入国の手続きを行いました。
検問所内は合理的な作りになっていて、4つのカウンターが横並びとなり2つはペルー用で残り2つはボリビア用。
一か所で出入国の手続きを完了でき、簡易的な保安検査場で荷物チェックを行って再びバスに戻るのみでした。
出入国前の事前手続きについて
ペルーもボリビアもパスポートの残存期間が6か月以上あり、90日以内の観光目的であれば事前にビザ取得といった手間がありません。
唯一の準備と言えば、往路となるクスコ(ペルー)のバス会社でのチェックイン時にQRコードを提示され、そのQRコードを読み込んで入国カードの簡単なオンライン入力を行いました。
オンライン入力を終えると自分用のQRコードが発行されるのでスクリーンショットを取り、検問所手前当たりでバススタッフが全員のQRコードの写真を撮ってまとめて提出していました
復路では往路であったQRコードの話もなかったので出国カードは必要ないのかと思いきや、検問所でバススタッフから「QRコードの準備をしましたか?」と聞かれることに。
おそらく、スペイン語でアナウンスしていたのかもしれません。
僕はスペイン語が分からないので実際のところは分かりませんが「準備してません」と答えると、そのスタッフが僕のパスポートを見ながら自分のスマホから登録してくれ、発行されたQRコードを僕が写真撮影。
その後、検問所のスタッフに撮影したQRコードを提示し、そのスタッフが写真撮影して終了となりました。
ちなみに、出入国に関しては長時間かかる例もあるとネット情報を目にしましたが、僕の場合は同じバスに乗車していた乗客の手続きを団体行動で待つのみだったので30分程度で完了しました。
まとめ
陸路での国境越えと言うと国境は徒歩で移動し、それぞれの国で手続きを行うので時間がかかるイメージがありました。
でしたが、僕が利用したルートでは非常に合理的になっていて逆に驚いたほど。
ちなみにですが、ボリビア出国ペルー入国の時は観光客よりもローカルが多く、ローカルはカウンターで小銭を払っていたので出国税などが必要なのかと思いましたが、日本国籍の僕は特に何も要求されませんでした。