DJI製ドローンでハンドキャッチ後にプロペラが停止しない場合の解決方法

僕がドローンを使用するのは基本的に海外サーフトリップ時のみで、海でのサーフィン撮影となります。

舞台がビーチという事で、地面に置いた状態から離着陸させるのは不可能。

プロペラが回転し始めると地面の砂が巻き上がり、特にプロペラ部品の根本に詰まって故障の原因になるためです。

僕は初めてビーチでドローンを飛ばした時にそのミスを犯し、エンジンを起動しても1つのプロペラだけ回らなくなり、詰まった砂を取り除くことで復活しました。

そのため、基本的に片手でドローンを持ちながら空中で離着陸(ハンドリリース&ハンドキャッチ)するのですが、着陸の時にプロペラの回転が停止しない事が数回ありました。

今回の記事は、DJI製ドローン使用時の空中での着陸時にプロペラを緊急停止させる方法に関する情報をシェアします


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DJI製ドローンでプロペラが停止しないケース

普段の空中でのエンジン停止方法は、機体を真下から掴み、真横へ倒し込む動作で停止させています。

DJI製ドローンは一定以上の角度に機体が傾くと安全装置が働き、プロペラが停止する設計になっているためです。

通常であれば、ドローンを倒し込むことでプロペラが停止するのですが、停止しないケースもこれまでに数回ほどありました。

これは本当に焦るし、どうしたら良いのか分からず、初めて経験した時はバッテリーが切れるまで待ちました。

でも、これって結構時間の無駄になりストレスが溜まるので、今回再び経験した時に解決方法を発見。

これまでに何回か経験してきたので、ちょっと余裕があったから実行できたと言えます。

僕が編み出したDJI製ドローンの緊急停止方法

ハンドキャッチでエンジン停止といつもの流れを行ったものの、プロペラが止まらなかった今回。

すでに経験済みなので焦りはなくまたかと言った程度で、まずは電源ボタンを押してオフにしようと考えました。

でしたが、ボタンをタップしても電源をオフにすることはできず…。

作戦失敗でどうしようかなと思った時「バッテリー外せばいいじゃん」と天才的な発想が!!

天才的な発想って突如として降って来るものなんですね。

で、バッテリーを外してプロペラは無事に停止しました。

動力がなくなるから当然だけど…。

DJI公式サイトによるドローン緊急停止方法について

今回のような緊急時の停止方法ですが、初めて経験した時もネット検索したのですが当時は解決方法を見つけることができませんでした。

なのですが、今回は記事にするならと念のために調べて見ると、DJI公式サイトなど複数のサイトで緊急停止の情報を発見。

おそらく僕と同じケースに遭遇した人の数が増えたのでしょう。

仕様通りに動作しないのは明らかに欠陥だと思いますが…。

緊急停止方法については以下の通り(マヴィックエア2の場合)。

まずは右上の三点リーダーをタップ。

続いては「安全」項目の最下段まで移動。

「高度安全設定」をタップ。

すると「プロペラ緊急停止」と言う欄があり、こちらは上記表示通りにデフォルトでは「緊急時のみ」になっていると思います。

そこで「緊急時のみ」をタップ。

ここで「随時(慎重に使用してください)」を選択すると、両方の操作スティックを下方向内側もしくは下方向外側に倒す事で緊急停止が可能になるとのことです。

まとめ

緊急停止方法は分かったものの、今後も同様のケースが発生した時、僕は自分で編み出したバッテリー脱着でいいかなと思ってます。

と言うのも、ハンドキャッチの場合は片手でドローン、片手でリモコンを持ち緊急停止操作を片手で行うのは大変なためです。

ただ、僕のやり方の場合はハンドキャッチと同じく回転しているプロペラへの注意が必要。

回転しているプロペラに触れたら大怪我する恐れがあるので、ハンドキャッチの真下から掴むのと同じく、バッテリー脱着は真上からアプローチすることを忘れないで下さい。